個人情報の漏洩対策にバーチャルカードは使えるか?検証してみた

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ライター:すてお

最近個人情報漏洩のニュースが多いですね。

住所、メールアドレスの情報はもちろん絶対に流出してほしくはないのですが、クレジットカード情報の漏洩がこれまた困ります。カード再発行の手間だけではなく、月額の引き落としをしている場合、そちらも再設定する必要があるので、かなり面倒なことになりそうです。

 

そんな中最近知ったのが「バーチャルカード」というクレジットカードです。

これ、恥ずかしながら、デビットカードのことだと思ってスルーしていたのですが、全然違って、個人情報漏洩対策としてもかなり使えそうだなと思ってたので突っ込んで調べてみました。

 

■バーチャルカードって何?

まず、簡単な概容から。

バーチャルカードというのは、実際の券面が発行されないネット決済のみで使用できる架空のクレジットカードです。

↓こんな感じで、WEB上のみでバーチャルなクレジットカードが生成されます。自宅にカードが郵送されることはありません。

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通常のクレカと同じく、16桁のカード番号・名義・有効期限はあり、国内外のネットショッピングサイトで利用可能。
(海外のネットショッピングで利用する場合は、2~3%前後の事務手数料が必要)

 

クレジットカードとの相違点は、

■メリット

・ニックネームで決済できる
・カード番号の変更が容易に可能
・利用停止・再開も自由自在

■デメリット

・プリペイド式の場合、残額が中途半端に残る可能性がある
・維持や購入に手数料がかかる場合がある。
・リアル店舗では使用できない

という点。

 

バーチャルカードは、WEB上で発行される架空のクレジットカードなので、当然、実在するカードで決済するレストランなどの実店舗では利用できません。

また、公共料金、電話料金、通信教育などカード情報を登録して毎月自動的に引き落としが発生するタイプのカード決済にも利用できません。ネット決済に特化した使い捨てのクレジットカードと考えておけば問題ないでしょう。

 

こいつが便利なのは、メインのクレジットカードでは利用したくないようなマイナーショッピングサイトや、海外ネットショップでの利用かなと思います。

最初に利用するネットショップでいきなりメインのカードを使うのは躊躇しますし、メインのカードを使う店舗はできるだけ絞りたいところです。

 

■主なバーチャルカード比較

さて、バーチャルカードで有名な4社を比較してみました。

カード名 楽天バーチャルプリペイドカード Vプリカ e-さいふ エポスバーチャルカード
国際ブランド MasterCard VISA VISA VISA
申込み資格 楽天カード保有者 日本国内在住の18歳以上 日本国内に住所を有する18歳以上の方 エポスカード保有者
年会費 無料 無料(最終利用日から未利用のまま3ヶ月間を経過した場合
翌月25日に休眠カード維持費として月額125円)
無料(1年間利用がない場合525円) 無料
カード購入手数料 80円~300円 100円~200円(ライフカードでの購入は無料) 1,000円まで ・・100円(税込)、 1,001円以上 ・・200円 (三菱UFJニコス発行カードの場合無料) なし
有効期限 購入月の1年後の末日 1年間 2年間(残高は口座に払い戻し) なし
入金方法 プリペイド プリペイド プリペイド クレジットカード
購入できる金額の種類 500円・1,00500円・3,000円・5,000円・10,000円・20,000円・30,000円の7種類 3000円・5000円・10000円・20000円・29000円の5種類 500円以上1円単位で最高5万円まで カードの限度額の枠内なら特に制限無し
海外取引事務手数料 3.60% 2.94% 2.94% 1.63%
ニックネームでの利用可 不可

 

バーチャルカードを選ぶ際のポイントは、まず「プリペイド」か「クレジット」か。

「楽天バーチャルプリペイドカード」「Vプリカ」「e-さいふ」はプリペイド式になっていて、3000円・5000円・10000円・20000円などの金額でバーチャルカードを購入し、その金額内でネットショッピングができる仕組みです。

使いすぎる心配はありませんが、「高すぎるものは購入できない」「補充がめんどい」などのデメリットがあります。

 

これに対して、「エポスバーチャルカード」は、保有できるのは「エポスカード」の利用者のみですが、プリペイド方式ではありません。

エポスカードとエポスバーチャルカードでの利用分が合算して請求される仕組みなので、(カードの利用限度枠だったら)特に利用金額の上限などはないので便利です。

 

あともう1点、プリペイド方式は、有効期限にも注意です。

プリペイド方式のバーチャルカードには、有効期限があります。楽天・Vプリカが1年、e-さいふが2年です。有効期限を過ぎると、使わなかった分は払い戻しされません。(※新しいカードを購入して合算すればさらに1年間使える)

ただ、e-さいふは、e-さいふ口座という専用口座を作る仕組みなので、そこに残高が払い戻しされます。

 

■実際にVプリカを使ってみた

今回、vプリカを実際に購入し国内のショッピングサイトで問題なく使えるか試してみました。

 

・Vプリカの購入方法

 Vプリカの購入は簡単です。

http://vpc.lifecard.co.jp/

Vプリカ公式サイトに行き「アカウント開設」をクリックします。

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仮登録画面に遷移するので、メールアドレスと画像認証をします。

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 仮登録が完了しました。

 続いてメールに仮登録完了のお知らせが届いているので、記載されているURLをクリックし本登録に進みます。本登録の際に、「ニックネーム」を求められます。これは電話で確認したところ本当に何でもよいらしく(ペットの名前とか)私は「UNKO DAIOU」という「ニックネーム」にしました。

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本登録が完了したら、管理画面にログインし、「Vプリカ購入」をクリックします。

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 3000円~29000円のカード券があるので選択します。

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 決済方法を選び購入完了です。

実際に購入したカードの情報は管理画面から閲覧できます。

 

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■amazonで使ってみた。

Vプリカが通常のネットショッピングで利用できるかどうかを確かめるため、amazonで雑誌を買ってみました。

 

支払い方法で、クレジットカードを選択し、先ほど管理画面でメモしたカード情報を入力していきます。このとき、「カード名義人」には登録時に設定したニックネームで入力すれば問題ありません。

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 購入が完了したら、「Vプリカ」から利用に関する通知が来ます。

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 「UNKO DAIOU]の名義で正常に購入が完了したようです。

 

■まとめ

個人情報の漏洩問題が増加している今、メインのクレジットカードを利用する先を厳選するために、サブカードとしてバーチャルカードを持つという選択肢も有りだなと思いました。

購入も簡単で、利用に関しても通常のクレジットカードと特に変わるところはなく特別不便は感じなかったですし。ただ、デメリットで感じるのは、有効期限と金額の上限ですね。

「Vプリカ」「楽天バーチャルカード」は導入への敷居が低いですが、どうしても有効期限が1年間なのが気になります。なので、試して気に入ったら、有効期限がない「e-さいふ」「エポスバーチャルカード」などを検討していく必要があるでしょう。

また、利用したらメールで通知が来るので、例えば「子供にクレジットカードを持たせよう」と思った時、管理画面にログインしなくても利用状況をリアルタイムで知れるのは便利でしょう。

もう少し各社が参入してきて、維持手数料や有効期限などの部分が改善されたら、より普及していくだろうと思いました。他に詳しい情報をお持ちでしたら口コミお待ちしてます。

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