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本当に貯蓄できる積立型医療保険2選を徹底比較|掛け捨てとどちらがお得?

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貯蓄型(積立型)の医療保険は、商品によってそれぞれ仕組みが異なり、解約時や満期時に受け取れる金額も大きく違います。ここでは、それぞれの商品の特徴を分かりやすく解説し、本当の意味で「貯蓄できる医療保険」をピックアップ。掛け捨て型保険との比較も行います。

貯蓄型医療保険ってどんなもの?

医療保険の大半は「掛け捨て型」と呼ばれるもので、中途解約時や満期時に保険料が払い戻されることはありません。その分、保険料が安く設定されています。

この「掛け捨て型」に抵抗を感じる人に人気なのが、貯蓄型(積立型)と呼ばれるタイプです。しかし「貯蓄型」には、明確な定義はありません。

所定の年齢まで払い込んだ保険料のうち、使わなかった保険料が全額返ってくるものや、解約時に一定の解約返戻金が戻ってくるものなど、さまざまな商品があります。とはいえ、今のところ掛け捨て型に比べ、圧倒的に商品数が少ないです。

商品によって、保障内容や保険を使わなかったときに戻ってくる金額も大きく異なるので、それぞれに説明します。

使わなかった保険料が全額戻ってくる・リターン型

所定の年齢まで払い込んだ保険料のうち、使わなかった分が健康還付給付金として、全額戻ってくるリターン型は、貯蓄型医療保険の中でも特に貯蓄性が高いです。

リターン型の主力商品は2つだけ!

東京海上日動あんしん生命 メディカルKit R

契約年齢が0~40歳の場合、60歳または70歳時に使わなかった保険料が全額戻ってくる。

主契約は、入院給付金、手術(放射線治療)給付金のみとシンプル。

メディケア生命 メディフィットリターン(100%)

契約年齢が0~35歳の場合、60・65・70歳いずれかの時に使わなかった保険料が全額戻ってくる。

3大疾病による入院は支払い日数が無制限に。7大生活習慣病による入院は、1回の入院支払い限度が60日延長と保障が手厚い。

リターン型医療保険・比較表

※月払保険料は男性30歳/入院給付金日額:5000円/入院給付日数:60日/健康還付金受取:60歳/払込期間:終身/月払で試算

東京海上日動あんしん生命
メディカルKit R
メディケア生命
メディフィットリターン
(100%)
月払保険料 3285円 3545円
健康還付給付金 月々3285円×30年
=118万2600円
月々3545円×30年
=127万6200円
支払い条件 日帰り入院から 日帰り入院から
手術給付金 1回につき
5・2.5万円
1回につき
5・10・20万円
その他主契約に
含むもの
・放射線治療給付金 ・放射線治療給付金
・骨髄移植給付金
・7生活習慣病は給付日数60日延長
・3大疾病による入院は支払い日数無制限

上記の通り、月払保険料で比較した場合、東京海上日動あんしん生命が一歩リードしています。しかし、メディケア生命は、7生活習慣病の場合、給付日数を60日延長、また3大疾病による入院は支払い日数が無制限になるなど、保障が手厚く、一概に比べることはできません。

また、東京海上日動あんしん生命でも、これらの特約をつけることは可能です。ただし、両社とも健康還付給付金として戻ってくるのは主契約部分のみです。特約分は掛け捨てとなるので、注意してください。

リターン型医療保険のメリット・デメリット

メリット

所定の年齢まで保険料を払い込むと、使わなかった分の保険料が全額返ってくる。

デメリット

解約時や死亡時の返戻金は少額。払い込んだ額の50%程度になることもある。

掛け捨て型と比較して、どちらがお得なの?

では、このリターン型と一般的な掛け捨て型を比較した場合、どちらがお得なのでしょうか?東京海上日動あんしん生命の場合を例に挙げ、比較・検証してみました。

※月払保険料は男性30歳/入院給付金日額:5000円/入院給付日数:60日/健康還付給付金受取:60歳/払込期間:終身/月払で試算/その他保障内容は同じ

メディカルKit R
(リターン型)
メディカルKit NEO
(掛け捨て型)
月払保険料 3285円 1295円
60歳までの総保険料 月3285円×30年
=118万2600円
使わなかった分が
全額戻ってくる!
月1295円×30年
=46万6200円
→掛け捨て
60~80歳までの総保険料 月3285円×20年
=78万8400円
→掛け捨て
月1295円×20年
=31万800円
→掛け捨て
80歳まで保険を一度も
使わなかった場合の
掛け捨て額
78万8400円 77万7000円

上記の通り、貯蓄型と掛け捨て型の月払保険料の差額は1990円と決して小さくありません。また、リターン型で健康還付給付金を受け取った後も契約を続ける場合、その後の保険料は掛け捨てとなります。

このため、80歳まで加入し続け、一度も保険を使わなかったケースでは、リターン型の方が掛け捨て額が大きくなってしまいます。もちろん、健康還付給付金を受け取った後、解約することも可能ですが、60歳から新たに掛け捨て型保険に加入すると、同程度の保障でも月払保険料が5000円ほどになるので、そのまま加入しておくほうがお得です。

つまり、リターン型医療保険をお得に活用するには、健康還付給付金を受け取った後、解約し、その後は医療保険に加入しないという形になります。

リターン型保険が向いている人

掛け捨ては嫌だが、月々の保険料は安めがいい人。

老後の医療保障はいらない人(健康還付給付金を受け取った後は解約でいい人)。

月々の保険料が高くなってもいいから、掛け捨てなしで終身保障にしたい!という人には、短期払いリターン型がおすすめです。

メディケア生命には保険料の全額超がリターンするプランも!

メディケア生命の「メディフィットリターン」には、健康還付給付金割合105%という払い込んだ保険料以上のリターンがあるプランもあります。

契約条件などは、先に紹介した100%のプランと同じですが、35歳までに加入した場合、健康還付給付金の受け取り年齢が65歳または70歳となります。月払保険料と健康還付給付金額は以下の通りです。

※月払保険料は男性30歳/入院給付金日額:5000円/健康還付金受取:65歳/払込期間:終身/月払で試算

月払保険料 4030円
総保険料 月々4030円×35年
=169万2600円
65歳・健康還付給付金 177万7230円

100%プランと比較した場合、月々の支払いが500円程度アップしますが、せっかく貯蓄型にするなら、より貯蓄性の高いものを!という人には、検討の価値ありの商品です。

掛け捨てなしで一生涯保障・短期払いリターン型

先にも説明した通り、リターン型で健康還付給付金を受け取った後も契約を続ける場合、その後の保険料は掛け捨てとなってしまいます。掛け捨てなしで一生涯の保障を望む人には、短期払いのリターン型がおすすめです。ただし、リターン型に比べ、保険料はかなり高くなります。

リターン型で短期払いが可能な商品はほとんどない

リターン型で短期払いが可能な主要商品は、メットライフ生命「リターンボーナスつき終身医療保険」だけです。月払保険料や健康還付給付金額、契約内容などをまとめました。

※月払保険料は男性30歳/入院給付金日額:5000円/健康還付金受取:60歳/払込期間:60歳/月払で試算

メットライフ生命
リターンボーナスつき終身医療保険
給付日数 60日
月払保険料 1万7960円
健康祝金 5年ごとに5万円
計30万円
リターンボーナス※
(生存還付給付金)
月々1万7960円×30年
=646万5600円
-健康祝金30万円
616万5600円
支払い条件 日帰り入院から
手術給付金 1回につき5万円
その他主契約に含むもの ・災害入院給付金 1万円/日
・退院給付金
・通院給付金
・身体障害状態などになった場合は、保険料の払込免除
・死亡保障 50万円

※払込保険料からそれまでに受け取った給付金と健康祝金を引いた額となります。

短期払いリターン型保険のメリット・デメリット

メリット

保険料の払込が終了し、リターンボーナスを受け取った後も一生涯保障が続く。

デメリット

保険料が高額。

死亡した場合や中途解約した場合の解約返戻金はかなり少額。

掛け捨て金なしで一生涯保障、と一見、魅力的な短期払いリターン型ですが、その分、月払保険料は30歳男性の場合で1万7960円と高額です。途中で払い続けることができなくなり、中途解約した場合の解約返戻金はかなり少額になるので、加入前に将来に渡って払い続けることができるのか、しっかり検討してください。

短期払いリターン型が向いている人

掛け捨ては絶対に嫌な人。

生涯、医療保障をつけたい人。

月々の保険料が高くなっても、働いている間に保険料を払い終えたい人。

解約返戻金あり型

解約時に返戻金を受け取れるタイプの商品です。ただし、解約返戻金は払い込んだ額よりも少なくなります。

解約返戻金は受け取れるが返戻率は決して高くない。ただし、給付を受けても減額なし

解約返戻金あり型の主要商品はソニー生命の「総合医療保険」のみです。月払保険料や解約時の返戻率をまとめました。

※月払保険料は男性30歳/入院給付金日額:5000円/払込期間:終身/月払で試算

ソニー生命
総合医療保険
給付日数 60日
月払保険料 2950円
支払い条件 入院5日目から
手術給付金 1回につき
5・10・20万円のいずれか
40歳解約時の返戻率 60.88%
60歳解約時の返戻率 62.77%
その他主契約に含むもの ・死亡保障 50万円
死亡時の解約返戻金が死亡給付額を上回るときは、解約返戻金額を死亡給付金として支払い

上記の通り、60歳時の解約返戻率は62.77%と決して高くありませんが、入院や手術をして給付金を受け取った際にも、この返戻率は変わりません。また、ソニー生命では、全医療保険で最長となる入院給付730日を選ぶことができ、長期入院に備えることもできます。

掛け捨て型との比較

※月払保険料は男性30歳/入院給付金日額:5000円/払込期間:終身/月払

ソニー生命
総合医療保険
(解約返戻金あり型)
ソニー生命
低解約返戻金特則付総合医療保険
(掛け捨て型)
月払保険料 2950円 1615円
60歳までの総保険料 月2950円×30年
=106万2000円
月1615円×30年
=58万1400円
60歳時の解約返戻金 106万2000円の62.77%
=66万6617円
なし
60歳まで保険を一度も
使わなかった場合の
掛け捨て額
106万2000円-66万6617円
39万5383円
58万1400円

このように、60歳時に解約した場合、解約返戻金あり型の方が掛け捨て額は少なくなります。ただし、解約してしまうと、その後の保障はなくなります。また、60歳から新たに掛け捨て型保険に加入しようとすると、同程度の保障でも月払保険料が5000円ほどになるので、そのまま加入している方がお得です。

ちなみに、死亡するまで解約しなかった場合、同額が死亡保障として支払われるので、家族にお金を残すことができます。

解約返戻金あり型保険のメリット・デメリット

メリット

最終的に掛け捨て型に比べ、保険料が節約できる。

デメリット

掛け捨て型に比べ、保険料が高額。

解約返戻金あり型が向いている人

自分が亡くなった後、家族にお金を残したい人。

とはいえ、死亡時に受け取れる金額は低めなので、貯蓄性は期待できません。

結論はコレ!

貯蓄性を重要視するならリターン型がおすすめ。ただし、60歳以降の医療保障は不要な人向け!

ひとくちに「貯蓄型」といっても、商品によってさまざまな特徴があります。本当の意味で「貯蓄」と「医療保険」を両立させたいなら、リターン型を選んでください。

ただし、解約時や死亡時の返戻金は少額なことを理解した上で加入しましょう。また、健康還付給付金を受け取った後も契約を続ける場合、以降の保険料は掛け捨てとなるため、その時点で解約する方がお得です。つまり、老後の医療保障はいらない人向けの保険と言えます。

あるいは、受け取った健康還付給付金を老後の医療資金としておいておくのもおすすめです。

リターン型の商品を比較した結果、保険料が安いのは、東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit R」でした。先進医療特約や3大疾病入院支払日数無制限特約など、さまざまな特約があるので、自分に必要な特約を選んでカスタマイズすることもできます。

貯蓄型医療保険が気になる人はまず「メディカルKit R」の資料請求をして、保険料を無理なく支払えるかなど、検討してみてください。

東京海上日動あんしん生命「メディカルKit R」の資料請求はこちら

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