PR

【失敗・後悔の口コミ集計】給湯器交換のトラブル事例と予防方法を解説

給湯器が故障した時や、新しい機器への交換を考えている時、気になるのが交換にまつわる様々なトラブル。

「交換にまつわるトラブル」と一括りに言っても、実際には真っ当な専門業者との間に起こるトラブルと、悪徳業者の詐欺は全くの別物です。

今回みん評編集部では、「みん評」掲載の給湯器交換業者に寄せられた口コミを調査。

ユーザーの失敗や後悔、不満の声を集計して見えてきた、給湯器交換のトラブルの現状を紹介します。

また、実際に起こっているトラブルにはどのような内容が多いのか、具体的な事例と予防策についても解説しています。

給湯器の交換業者選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

給湯器を交換する時に起きるトラブルの集計結果

給湯器の交換を検討している時、スピード対応や安値を謳っている専門業者への依頼を考える方も多いでしょう。

身元のしっかりした専門の交換業者に依頼をした場合でも、なんらかの原因で不満が残るケースもあります。

今回編集部では、給湯器交換業者に工事を依頼したユーザーから「みん評」に寄せられた不満口コミを約400件調査しました。

その中から、実際に起きたトラブル事例を分析した結果が以下になります。

※みん評「給湯器交換業者ジャンル」口コミから☆1・2の計397件を集計
※そのうち実際に起きたトラブルに言及している口コミ119件を分類別に集計

交換工事を依頼した時に起きているトラブルは、大きく分けると以下の3つに分けられます。

  • 工事に関するトラブル
  • 連絡・訪問対応に関するトラブル
  • 費用に関するトラブル
編集部

実際に起こっているトラブルで、約半数を占めていたのが「工事関連のトラブル」、次いで「連絡・対応に関連するトラブル」という結果でした。

工事に関するトラブル 53.5%

今回の口コミ調査で一番多かったのが工事に関連するトラブル。

施工後の工事不備としては、単純な施工ミスから機器の初期不良までさまざまなトラブルが起きていました。また、工事そのものではなく、施工中のスタッフとのやり取りに不満を感じたという声もみられました。

具体的な口コミは以下の通りです。

ガス給湯器の交換を依頼しましたが、交換後の壁穴も塞がないまま…ビスはあちこちに落ちたままでした

https://minhyo.jp/

設置完了後、モーター音やモスキート音がかなり大きく業者に見てもらったが異常なしとのこと。その後もかなり音が酷く、やむを得ずメーカーに来てもらったところ、モーターの異常が発覚し、修理後は音もほとんど聞こえないくらい静かになりました。

https://minhyo.jp/

屋外のガス給湯器を交換したのですが、工事の時に移動したものをそのまま元に戻さず散らかしっぱなしで帰っていました。

https://minhyo.jp/

名刺を出したり、名乗らずに作業をはじめた。

https://minhyo.jp/

連絡・訪問対応に関するトラブル 36.9%

「突然お湯が出なくなった」などの給湯器の故障には、できるだけ早い対応があると嬉しいもの。そんな場面で不満を感じたというユーザーの声が、全体の4割程度ありました。

見積り依頼への返信が遅い、もしくは返信そのものが無いなどのトラブルが主な内容です。担当部署ごとの連携がとれておらず、訪問時の対応に不備があったという声もみられました。

具体的な口コミは以下の通りです。

1週間で工事予定との事でしたが、予定を過ぎても何も連絡が無く、こちらから連絡すると在庫が無く予定は分からないと言われました。キャンセルと言うと、電話録音していて契約済みの為、キャンセル不可とのことです。

仕方ないので、待つ事2ヶ月でやっと工事になりました。

https://minhyo.jp/

給湯器が急に故障したためネットから見積もりを依頼したところ、なるべく早く返答するという返信が来ただけで、それから約一週間、いまだにメールの返信もきません。

https://minhyo.jp/

工事当日に担当者から連絡しますと言われてたが、いきなり連絡なしに何時間も早い時間に到着。その事に対して一言も説明がなかった。

https://minhyo.jp/

見積及び発注までは、スムーズでした。施工予定当日、時間になっても業者は来ず、電話して確認してもらっても工場担当者と連絡が取れないと言われ、数時間待っても連絡が来なかった。

https://minhyo.jp/

費用関連のトラブル 9.8%

費用関連のトラブルでは、見積りで知らされた金額と実際の請求金額が異なったというケースが大多数を占めています。

専門業者はネットで見積りから契約まで完了する場合も多いため、急いでいる時や忙しい時には便利。一方で、実際の設置現場をみた後に追加で料金が発生するパターンも少なからずあるようです。

具体的な口コミは以下の通りです。

当日工事に来ると追加見積りで数万円アップ。見積り書をよく読むと<現場確認してない見積りは追加工事が必要です>と目立たないところに書いてある。当然キャンセルしたが、<お客様都合は3割取る>とも書いてあった。

https://minhyo.jp/

現地調査は不要で金額を提示され、追加費用は発生しませんので、ご安心ください。と書いておきながら、工事着手後に追加費用を請求された。すでに古い給湯器は外され元に戻すことも出来ず、価格交渉しても一歩も譲らなかった。

https://minhyo.jp/

見積りを依頼すると、価格にリモコン取付けなども含んでいるので「価格が上がることはありません!」と言っていました。ところが数日後の訪問見積もりで高齢の母が対応したところ、リモコンは1箇所につき5千円プラスですと言われました。

https://minhyo.jp/

給湯器を交換する時に起きるトラブルの予防策

ここまで、給湯器交換を依頼する時に実際に起きているトラブルの事例を紹介しました。

では、このようなトラブルを未然に防いで、信頼できる交換業者を探すには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

以下ではトラブルを防ぐための4つの予防策を紹介します。

施工実績が豊富な業者を選ぶ

施工の件数が多いほど、工事のノウハウや技術も豊富だと判断できます。

業者によっては、ホームページなどで施工実績や実際の施工写真を公開していることもあります。施工事例を詳しく載せている業者は、工事の内容に自信を持って見せられるという点で、「しっかりした工事を行っている」と言えるでしょう。

また、給湯器の交換工事には、液化石油ガス設備士などの専門資格が必要です。無資格での工事は違法行為となり罰せられる可能性があるほか、安全面でも危険な行為です。

手抜き工事やずさんな工事などのトラブルを避けるためにも、有資格者が工事を行っている業者を選びましょう。業者によってはホームページで各種許認可や資格一覧を公開しているため、事前に確認してみるのも良いでしょう。

施工保証のある業者を選ぶ

工事完了後の不備など、万が一のトラブルに備えて、保証制度が充実している業者を選びましょう。

給湯器交換業者による保証制度には、「製品保証」と「工事に対する保証」の二種類があります。

工事に対する保証は、工事の後に何らかのトラブルが発生した場合に備えて無償で付帯していることがほとんど。保証期間は約2〜10年間と業者によって異なります。

また、修理回数や内容に制限を設けている場合もあるため、交換工事を契約する前には、保証の範囲も確認しておくとより安心です。

複数の業者から見積もりをとる

工事を依頼する時は、相見積りを取ることも重要なポイント。複数の業者の金額を知ることで、費用相場がわかり、高すぎる費用を支払うことを防ぐことができます。

反対に、極端に安い金額でユーザーを呼び込み、契約した後に追加請求が発生する場合もあります。今回の口コミ調査でも「工事が完了した後に追加料金が発生した」というケースが複数みられました。

このような費用トラブルを防止するためにも、業者の料金システムは事前に必ず確認しましょう。

また、見積り金額のやり取りは電話や口頭ではなく、必ずメールや紙などで証明できる資料を残しましょう。金額に関するやり取りでの食い違いを避けることができます。

見積り書に内訳が記載されていない場合や、項目が専門用語でわかりにくい場合もあるかもしれません。不明点がある場合は必ず契約前に確認し、解消しておきましょう。

対応スピードを確認する

連絡が遅い・返信が来ないなどのトラブルを避けるためにも、スピード対応が可能な業者を選びましょう。

専門業者の中には、ユーザーへの迅速な対応を売りにしている業者も多くあります。中には見積り依頼には原則当日中に返信することをモットーにしている業者などもあり、急いでいる場合は業者選びの目安になるでしょう。

また、夜間・土日祝日にも営業している業者であれば、訪問時の対応などに不明点があった場合にもこまめな連絡を取ることができて便利です。

業者へ工事の依頼をする前には、ホームページなどで営業時間をチェックし、対応スピードの参考にしてみてください。

給湯器を交換する時は、その場で契約せず慎重に検討を!

工事に関するトラブル予防と対策

給湯器の交換を行う時に起こるトラブルを予防するための対策は、以下の4つです。

  • 施工実績が豊富な業者を選ぶ
  • 施工保証のある業者を選ぶ
  • 複数の業者から見積もりをとる
  • 対応スピードを確認する

トラブルを未然に防ぐには、いずれのケースでも慎重に検討することが重要です。

依頼していない業者の突然の訪問は、その場ですぐに契約せずに他の人に相談しましょう。また、自身で業者へ工事やリフォームを依頼する場合でも、複数の業者を比較したり、相見積りを取ったりすることで、費用感の相場を知ることができます。

業者とのトラブルには、実際に利用してみないとわからない部分もあります。

専門業者が多くて業者選びに迷った場合は、ぜひ「みん評」に寄せられた口コミもチェックしてみてください!

編集部

みん評編集部ではこれからも様々なサービスの不満・トラブルを分析し、失敗や後悔のない買い物ができるように注意喚起も含めて伝えていきます。

シェア
このエントリーをはてなブックマークに追加
目次