主役なのに活躍させてもらえない、ガンダムシリーズの私的かっこいいロボットたち

興味深い寄稿です。ガンダムについて熱く語っていただきました!

はじめまして。ガンダム大好き、MS-64と申します。
今回、多数の作品がつくられ続けているロボットアニメ、『機動戦士ガンダム』シリーズについて語らせてもらいたいと思います。

ガンダムというとロボットアニメだし、プラモデルの販促のためにも主役ロボットがばったばったと敵の量産メカをなぎ倒していく、かっこいい光景を連想する人も多いんじゃないでしょうか。

大抵はその通りです。でも、主役なのに活躍させてもらえないガンダムもいるんです。
ガンダムファンの方々の中には、その外見に惚れ込んだガンダムの見せ場を期待して作品を見たら、「あ、あれ?」と微妙な気持ちになった経験がある人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな、せっかくかっこいいのに活躍の場に恵まれなかった主役ガンダムを集めてみました。

 

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RX-78 ガンダムNT-1 アレックス

ガンダムNT-1は、オリジナルビデオアニメ『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場するガンダムです。

地球連邦軍とジオン公国軍による戦いが熾烈を極めるU.C.0079年末期。連邦軍の開発したニュータイプ専用MS=ガンダムNT-1アレックスを巡る戦いが、宇宙に浮かぶコロニー、サイド6で展開する。惹かれあいながらも、お互いの素性を知らぬまま戦うアレックスの女性テストパイロット・クリス、アレックスを狙うジオン軍の青年パイロット・バーニィ……。その2人を知る少年アルは、雌雄を決しようとする彼ら戦いの目撃者となる!

プラモデルだと特殊部隊みたいなかっこいい銃と盾を装備してますね。どちらも劇中では一切使いませんし、出てきません。
こいつ自身第1話ではまともに登場すらしません。戦うのは全6話中、2回だけ。しかも破壊しようとする敵の工作員たちからは『出来損ない』なんて非常に失礼なコードネームで呼ばれる始末です。
敵の新兵・バーニィが乗る量産機・ザク(むしろこっちのほうが主役のような扱いです)と最後は相打ちになって、首を切り落とされてしまいます。

XXXG-01W ウイングガンダム

テレビシリーズ『新機動戦記ガンダムW』に登場したウイングガンダムも、活躍させてもらえない主役ガンダムのひとつです。

A.C.195年――宇宙コロニーは、武力によって統治下に治めようする地球統一連合に対し、MSガンダムの降下作戦「オペレーション・メテオ」を決行する。ガンダムパイロットのひとり、ヒイロ・ユイの姿を目撃してしまったことから、リリーナ・ドーリアンは、運命の渦に巻き込まれることとなる。ヒイロと同じ目的である4機のガンダムパイロット――デュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナー、張五飛は、それぞれ引き寄せられるかのように接触する中、秘密結社OZの総帥トレーズ・クシュリナーダの罠によって、連合の和平派を一掃してしまう。この事件をきっかけにOZは、歴史の表舞台へと躍り出るのであった。

このウイングガンダム、第1話から撃墜されます。敵の量産機に海へ叩き落とされます。
しかもオープニングでは毎回、顔と腕に砲弾を浴びてズタボロになっていました。
第10話であっさり自爆します。主人公との決闘のためにライバルがわざわざ修復してくれますが、「借りを作りたくない」とかいう主人公のわがままで乗ってもらえません。新型ガンダムに主人公が乗り換え、戦場が宇宙になると地球に置き去りにされてしばらく倉庫で埃を被る羽目になります。

最期は敵のヒロインがラスボスをかばうために乗りこみ、極太ビームに下半身を吹き飛ばされて出番を終えます。続編のビデオや映画にも、後半の主役機『ウイングガンダムゼロ』が登場するばかりで、影もかたちも出てきません。

ZGMF-X56S/γ ブラストインパルスガンダム

新世紀のガンダムとして話題になった『機動戦士ガンダムSEED』の続編、『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』の主役機がインパルスガンダムです。スピードのフォース、巨大な剣が武器のソード、砲撃モードのブラストの3形態を使い分けますが、ブラスト形態が実に不遇です。

C.E.70・・・。「血のバレンタイン」の悲劇によって本格的な武力衝突へと発展したザフト・地球連合の戦いは熾烈を極め、多大な犠牲を払いながら第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦ののちに停戦条約が締結された。
しかしこの停戦条約によってナチュラルとコーディネイターの争いの火種が消えたわけではなかった。
その戦乱の中、シン・アスカは地球連合軍のオーブ侵攻に巻き込まれ、戦火を逃れる最中に眼前で両親と妹を失う。唯一の形見、妹の携帯電話を握り締め悲しみにくれる中、頭上をこの戦争の元凶である「モビルスーツガンダム」が飛び去っていく。失意のうちにオーブを去った彼は、プラントへと渡る。
そして、C.E.73彼はザフトの戦士となっていた・・・。

『ガンダムSEEDDESTINY』は1年間、全50話のアニメですが、主役にもかかわらずこのブラストインパルスの登場はたったの3回です。
しかも1回は主人公が別の機体に乗り換えてからです。主役の間は2回しか出番がありません。

更にこの機体、プラモデルの商品化でも出番に恵まれません。
フォース、ソードがいずれも、可動範囲と作りやすい色分けが売りの『HG(ハイグレード)』シリーズ、大型のサイズと精密な作り込みが特徴の『MG(マスターグレード)』両方で発売されているのに対し、こちらは可動範囲やパーツ数の少ない数百円の廉価版キットのみです。

個人的に大好きな機体なので、ぜひ大型のMGや作りやすいHGで作ってみたいのですが・・・。
バンダイさん、ファン(私)はキット化をいまだに待ち続けていますよ!

AGE-3O ガンダムAGE-3 オービタル

2012年放送の『機動戦士ガンダムAGE』。3世代に渡るストーリーが特徴のこの作品にも、活躍の場がもらえなかった主役ガンダムがいます。

人類が宇宙に進出して数百年が経過した未来の地球圏。宇宙の覇権をめぐり人間同士で争う血の時代を経て、地球連邦の成立を期に平和が訪れたかに思われたが、それは一瞬に過ぎなかった。

A.G.101年、突如地球圏に襲来した謎の敵UEによって、スペースコロニー「エンジェル」が破壊された事件「天使の落日」を端緒とし、UEと地球連邦軍の戦いは終わることなく続いていた。

物語は、故郷のコロニーをUEに襲撃された当時7歳の少年・フリット・アスノが、死に際の母親マリナ・アスノからAGEデバイスを託される場面から始まる。そしてフリットとその息子アセム・アスノ、孫のキオ・アスノら3世代の少年たちと、彼らが代々乗り継ぐ“ 救世主 ”の伝説を受け継いだモビルスーツ「ガンダム」を軸として、最終的には100年に渡って続くことになる戦いの記録を描いていく。

ガンダムAGE-3は3世代にわたってパワーアップしていくガンダムの3世代目、3人目の主人公キオ・アスノの機体です。
『オービタル』はその宇宙用形態、赤がたくさん使われていて、青と白とバランスよく組み合わさった配色がとてもかっこいいです。個人的に無茶苦茶ツボなデザインです。

初登場は第35話ですが、いきなり敵のワナにはまります。片腕を破壊され、捕獲されてしまいます。その後敵の本拠地から脱出しますが、現れたラスボスに対し一方的にやられて出番終了です。
この間、僅かに4話。戦闘は捕まったときと脱出時、計2回のみです。
こんなにかっこいいのに・・・どうしてですかバンダイさん、サンライズさん・・・!

最後に

今回は単純に出番や活躍の少ない機体を集めてみましたが、大変な目に遭っている主役ガンダムは他にもまだまだいます。よかったらみなさんも、ガンダムシリーズを見ながら探してみてくださいね。ジーク・ジオン!

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