どうも。今日は『よいハゲメンの育て方』について語ります。
『ハゲメン』とは、薄毛でも魅力ある男性のことで、若干の哀愁を漂わせつつも決してくよくよせず、何ならハゲを武器として活かすこともできる、いわゆる『ポジティブハゲ』な人たちです。
女性にすごくモテるそうですよ。確かに私の周囲にも、「あたしポジティブハゲならOK~」みたいな子が結構います。
しかし、あえて言おう。彼女らはまったく理解していない。
そのハゲメンたちが、ネガティブからポジティブに転じるまでにどれだけの苦悩と葛藤を乗り越えてきたか。
たくさん傷ついたでしょう。
枕を濡らした夜もあったでしょう。
効果不明な育毛剤やサプリメントに大金を費やしたでしょう。
誰でも初めからポジティブハゲではないのです。まだ殻を壊せないプレポジティブハゲを傷つけず、その開き直り成長を優しくサポートする接し方を学ぼうじゃありませんか。
すべて私の実体験。最近彼氏の頭皮がヤバくなりだした……みたいな方は必見です。
あ、ちなみに、サザエさんに登場する波平さん、彼は別次元の存在ですよ。あんな形で1本だけ残してハゲるなんて、狙ったってできるもんじゃない。
サポートその1:目線を頭にやらない
世の中には頭の方に目線をやって話す人が一定数存在します。目線を合わせるのが苦手な人がやるコミュニケーション対策の一環でしょうが、これが薄毛には鋭利に刺さるんです。
ハゲると他人の視線が痛いほど気になります。特に、隠そうと思えば残った髪で隠せる程度の人、FUJIWARAの原西さんの言葉を借りれば『ハゲかけている人』が最も敏感で、
(今あいつおれの頭皮を見たんじゃないか?)
(さっき風が吹いたせいでヤバイ状態になっているんじゃないか?)
等と逐一気にしているものです。以前、私が電車で遭遇した男性(薄毛度:ブラマヨ小杉さんレベル)は、私の目線が彼の頭に行っていることに気づくと、頭を押さえ「はぁ~~・・・」とそれはそれは深いため息をついていました。私は仲間だ同士だと思って見ていたのですが、あれは本当に申し訳なかった。
サポートその2:太陽光の下に連れていかない
太陽光は真実を照らしだす、まさにラーの鏡です。地肌を隠すためにどれだけ精巧にセットをしようが、太陽光の下ではすべて無効。無駄無駄無駄無駄ァッ!なので、太陽光がキツそうな場所で一定時間いるのはできるだけ避けてあげましょう。
その凄まじやたるや、薄毛スイッチが弱の状態(入ってはいるけど気にするほどではない、本人も気付いていない)人の頭皮まで赤裸々に照らしだすレベルです。まあ、私としては、「仲間か・そうじゃないか」の判断材料になるので悪い面ばかりではないのですが。
サポートその3:できるだけ水につけない
水に濡れるとえらいことになります。努力してこしらえたボリュームもへったくれもなくなるため、薄毛はたいてい水を怖がります。
突然の雨など避けようのない事態だと、彼はあなたよりも自分の頭皮が濡れないことを優先するかもしれませんが、どうかご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、海水浴や温泉へは濡れるのを覚悟で行っているので、セットが無効化して見るも無残な状態になっても気づかないフリをしてあげてください。
サポートその4:バイクに乗らなくなった理由を詮索しない
あなたの彼や友人がバイク乗りな人なら、薄毛をきっかけに乗る機会が減ったのではないでしょうか。理由はもちろんヘルメット。非常に蒸れて頭皮に優しくないうえ、一度かぶるとぺちゃんこになって一からセットし直さないといけなくなるため、「ヘルメットかぶるくらいならバイクに乗らない」という行動指針ができ上がってしまいます。「飲んだら乗るな」の親戚だと思ってください。
従って、よくバイクに乗っていた人が、バイクをやめて車や自転車に切り替えたらそういうことです。「バイクは停めるところないしなぁ~」も嘘ではありませんが、真実はぺちゃんこ恐怖症です。
サポートその5:「白髪抜こうか?」は言わない
健康な頭皮の人でも白髪は抜いてはいけません。白髪を抜くと同じ毛根から生えている健康な髪まで傷つけてしまう恐れがあるためです。これが基本。でもフサな方ならあまり気にせず、「抜こうか?」とか言いますよね?
ハッキリさせておきますが、薄毛にとっては白髪もかけがえのない1本です。だいたい、抜いて生えてこなかったらどう責任取ってくれるんですか!フサ野郎のありがた迷惑で大切な毛根を根絶やしにされたらたまったもんじゃな……失礼、取り乱しました。白髪も貴重な戦力だと言いたかったのです。
サポートその6:美容師さんは動揺しない
己の恥部を包み隠さずさらけ出せる唯一の赤の他人、それが美容師さんです。美容室さんの前ではどうあがいても丸裸にされるため、彼等にだけは心を開きます。
「最近ヤバイんですけど・・・どうですかね^^;?」なんて質問してみたり。髪の専門家ですし、カットの腕次第では巧みのシークレットヘアが出来上がりますから、頼りにしています。
それなのにそれなのに、美容師さんが(あれ?)という表情でいつまでも髪をとかしたり、「うーんそうですねえ・・・」なんて言ったまま会話が途切れたりするの、あれ禁止。
いや、気持ちはわかりますよ。(あれ?)の後は、(この人こんなに少なかったっけ?)なんて思ってるんでしょう? どう反応したらいいかわからないのも理解できます。
でもそこはプロだから、「気にしすぎですよ~」くらいの返しは身につけてください。最低でも動揺はしないこと。美容師さんは生涯の頭皮パートナーなのですから。
▲ハゲメン界の大御所2名も美容師について語っておられます。
サポートその7:無神経なハゲネタいじりをしない
冒頭で述べたとおり、ハゲメンになるには時間がかかります。薄毛は天災のように突然振りかかるものなので、薄毛初期は現実を受け入れることができません。「まさかこの俺が!」状態です。
たとえば、20代前半でみるみるうちに額が後退していった友人は、当初は「リアルベジータになってきた……」と非常に落ち込んでいましたが、ほどなくして完全なるナッパ状態になった後はどこにだしても恥ずかしくないハゲメンに成長していました。
常に帽子を着用し、ここぞというときに帽子をとってハゲキャラで笑いをとります。特に子どもウケがよく「ツルツルおじさん~」などと大人気。
しかし、彼の成長=悲しみの歴史であると理解している私は、「わかるよ、スゴイな」と声をかけると、彼は一言、
「苦労したよ」
この一言に彼の万感の思いが込められています。
ハゲネタいじりを受け入れられないベジータ(修行)時代は、本当に辛かったのでしょう。免疫ができていないうちは、無神経ないじりはくれぐれも控えてください。家に帰って寝込むほどのダメージですから。
さいごに
いかがだったでしょうか。ハゲメンは1日にして成らず。徐々に不可避の運命を受け入れていくので、その覚悟ができるまで少し気を遣って見守ってあげましょう。
しかし、相手に気遣ってもらうだけでは、薄毛という現状を打破できません。自助努力も必要です。みん評には育毛商品に関する口コミや評判もありますので、参考になると思います。ここでは私が気になった口コミを紹介しつつ、個人的な見解をお伝えします。
気長に待つ
リアップとプロペシアを併用しています。
発毛を実感できたのは6ヶ月を過ぎたころでした。
使い初めから毎月頭頂部をカメラで撮っています。
11ヶ月経ちますが副作用のありません。
髪は増え、太くなり若い頃と同じになったようです。
リアップとプロペシアという、きちんとした臨床試験でその効果が実証されている製品を選ばれたのは◎。誰にでも効果がある、とまでは言えませんが、気長に使い続けることが脱・薄毛のビクトリーロードなのです!
他にも、実際に育毛商品を利用したユーザーの口コミが育毛商品の口コミ・評判で見られますので、ぜひチェックしてみてください。
藁をもすがるような思いでネットを徘徊する同士が一人でも減ることを願って。