高いメガネと安いメガネの違いが知りたくてお店に行ってきた。強度近視の眼鏡選び

どうも、すておです。

目が悪いです。糞悪いのです。 裸眼視力0.02、ディオプターだと-10D。

視力検査になると、0.1のランドルト環が見えなくて 検査師がランドルト環を持ちながら徐々に近づいてくる屈辱を味わうタイプの人間です。

そんなことから視力検査とメガネ作りが大嫌いで、近所の眼鏡屋で適当に作った眼鏡をだましまだし 使っていたのですが、今持っている眼鏡がだいぶくたびれて来ていたので、新しい眼鏡をつくろうと2つの眼鏡屋に行ってきたのでその感想などをまとめました。

※以下、価格や店内の様子などは、すべて記事執筆時点のものですので、最新の情報については格安メガネの口コミ・評判を合わせてチェックしてみてください。

目次

選んだ店

今回新しい眼鏡を作るにあたって、金額が安い眼鏡屋と高い眼鏡屋何が違うのか? ということを実感したく2つの店に行きました。

まず格安眼鏡ショップとしては、「jins」を選択。

先日個人情報の流出事件がありましたが、やはり格安眼鏡ショップとしては抜群の 知名度がありますし、家から近かったというのもあります。

高い眼鏡屋としては、「999.9(フォーナインズ)」を選択しました。

雑誌などの広告でよく見かけるフォーナインズですが、純国産の眼鏡フレームブランドで1995年に創業。

「眼鏡は道具である」という基本理念を創業当初から貫いており、デザインよりもフレームのかけやすさ・機能性を徹底的に追及しているというHPのうたい文句を見て一度は買ってみたいと思っていました。

店内の雰囲気

店内の雰囲気ですが、「jins」は百貨店やショッピングモールの中に 入っていることが多いので入りやすいと感じました。

私が行ったjinsも百貨店の中にテナントとして入っていました。 路面店と比べて気軽に立ち寄れる雰囲気はありますね。

店内は平日の夕方でしたがそれほど混んでることもなく常時お客さんが 5~6人店内にいてスタッフも5~6人いる形でした。

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対するフォーナインズですが、銀座・渋谷・青山などに店舗を構える 路面店が中心です。

セレクトショップのような雰囲気なので最初入る時は少し緊張する かもしれません。

店内はjinsの1,5倍位の広さで、こちらも店員さんが5~6人。 お客さんは3~4人常時いました(平日の昼間)

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接客

接客ですがこちらも対照的です。

ijnsでは、店員さんを呼ばないと、むこうから声をかけられることはあまりありませんでした。

まず検眼や会計などで結構忙しそうですし、店内をうろうろしているスタッフさんも簡単には 声をかけてきません。ゆっくり邪魔されずに見たい人にはいいですね。

もちろん呼んだら質問には色々答えてくれました。店員さんは20代~30代の 若い人中心でフレンドリーな感じです。声をかけずらいということはないと思います。

これに対して、フォーナインズは、店員さんとコミュニケーションをとりながら 眼鏡を選んでいくというスタイルです。店内に入った瞬間に「気になる眼鏡があったらかけてみてくださいね」と早速挨拶をされて、私が店内をうろうろしていたら、声をかけたそうな雰囲気だったので(笑)こちらから「こういう眼鏡を探しているんですけど・・・」と言ったら色々アドバイスを くれました。

といっても、服屋でよくあるような強引に商品を勧められるという押し売り感はないです。その辺きちんと教育されていそうです。

温和そうな人が多かったですし、眼鏡の場合には自分 だけでは選べない部分もあるので(ベストタイミングで)声をかけてもらえるお店の方が私は好きです。

接客の雰囲気のイメージとしては、

jins=ユニクロ(社長の方じゃないよ)

フォーナインズ=オーダーメイドスーツ屋

のような感じですね。

この辺は、自分の購入スタイルによって使い分ければいいのではないかと思います。

jinsもフォーナインズも休日はやはり混むという話だったので、夜なら 平日の夕方・夜あたりが狙い目でしょう。

フレーム

フレームですが、jinsはやはりターゲットが若者のようで、比較的年代層が低めの人にあわせた デザインが多いように感じました。

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年配の方には少しきびしいと思いますが、通常のチタンフレームや普通のフレームも いくつかあったので、選択肢が全くないということはないと思います。

対するフォーナインズですが、全体的に大人目の凝ったデザインが多いです。 また、色も少しトーンを落とした落ち着いた色中心かと思いました。

私が選んだフレームはNP41 というネオプラスチックフレームなのですが、 ヒンジの部分が凝っていて気に入りました。

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また、実際にかけてみた時、いつものフレームだったら鼻の部分に多少の違和感があるのですが、このフレームはすっとなじみ、顔と一体化したような感覚を覚え、思わずこの眼鏡をかけたまま帰宅しそうな勢いでした(笑)この辺のフレームの作りこみはさすが評判どおりだなと思いました。

(眼鏡)レンズ価格

レンズ価格ですが、これはjinsとフォーナインズでは大きな差があります。

jinsは、レンズとフレームのセットで4つの 価格帯で構成されており、おおむね1万円以下。レンズを薄くしても追加料金がかかりません。(ブルーライト加工 などは別料金)

対するフォーナインズは、万単位の価格帯になってます。jinsとは違いレンズの薄さ(屈折率)によって価格が変化します。

さらに、フォーナインズでは、片面非球面、両面非球面、カスタムメイドの中から レンズを選択することでき、片面非球面<両面非球面<カスタムメイドの順に高くなっていきます。ですから、強度近視の人が薄型のレンズ(屈折率1.70、1,74)を両面非球面レンズで作ると、レンズ代だけで 4~5万円程度は覚悟した方が良いでしょう。 フレームと合計で7~8万円程度になります。

レンズ価格ですが、格安メガネショップは、レンズとフレーム混みのセット価格で 販売しているところがほとんどで、高くても2万円以内には収まります。ほとんどの店でレンズを薄くすることによる価格の変化はなく、中には遠近両用レンズにするのも 追加料金がかからない店もあります。

なお、レンズの屈折率を変えてもそこまで重量自体は変わらないようです。

フォーナインズでも、そこまで目が悪くないなら両面非球面・カスタムメイドレンズにグレードアップしても 違いがわかりにくいという説明をされたので、軽度の近視で両面非球面レンズなど 高価なレンズを執拗に勧めてくる店は注意した方が良いとお思います。

検眼・フィッティング

検眼・フィッティングの作業ですが、これもjinsとフォーナインズでは 少々異なりました。

jinsでは、機械で視力などを測定し、今までかけていた眼鏡を渡しその度数を チェックをしてもらいながら、「このレンズでどうですか?」という感じで2、3回 レンズを交換し、決定。この間、約15分!速いです。

フォーナインズでは、機械で検眼した後、「このレンズはどうですか?」と提示された レンズで、雑誌や携帯などの文字を読んでみて見え方・違和感などをチェックしました。また、下記写真のようにレンズに線を引いて黒目の中心を計測し、眼鏡をかけた状態で レンズの中心がきちんと黒目の中心に来るよう調整してもらいました。

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検眼の時間は50分程度です。

耐久性

肝心の耐久性ですが、まだ使い始めたばかりなので、現状は不満などありません。

みん評の口コミなどを見るとjinsは、フレームの耐久性や塗装のはがれ、フィッティング調整の不満などが挙がっているので若干心配ではありますが、一応使用2ヶ月では問題ありません。

↓完成したjinsの眼鏡

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最後にまとめ

今回jinsとフォーナインズを両方使ってみて感じた感想ですが、 本人の眼鏡に対するこだわりとスタイルによって選ぶべき店が 変わってくるだろうなと思いました。

jinsは、眼鏡をファッションのように考えていて、壊れたら(飽きたら) 交換する、また気分によって違う眼鏡をかけたいなんて人に最適でしょう。眼鏡の価格が均一でわかりやすく強度近視の人でも値段が変わらないというのは やはり画期的だと思います。ただやはり検眼やフィッティングの面では少し不安が残ります。

これに対してフォーナインズでは「一本の眼鏡を長く大切に使って欲しい」 という思いが店員さんから自然と感じ取れましたし、会社のHPにも書いてあります。

金額は正直かなり高いと思いましたが、アフターフォローも安心してまかせられそうだし 検眼もフィッティングも時間をかけてやってもらったので総合満足度は高かったです。

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