書店アルバイトはおすすめ! 本屋で働くと味わえる「書店員あるある」6選

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ライター:寄稿

はじめまして!書店で働くケイです。女子です。
過去記事の中に着ぐるみのバイトを紹介するものがあり、そういうことならば私も書店のバイトを紹介したいと思い寄稿させていただきました!

早速ですが、皆さん書店にはどのくらいの頻度で行かれるでしょうか?
私は、書店で働く以前から、ほぼ毎日のように本屋に足を運ぶような人間でした。私のように、本が大好きで、気が付くと足が書店に向いている……! みたいな人もいるのではないでしょうか?

そういった方にこそぜひ書店で働いてほしいと思い、今回は書店のあるあるネタとともに書店バイトの魅力を伝えたいと思います。

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1.安価で入手!さらに付録も失敬できる

書店で働くと社割があります。これは、社員だけではなく、もちろんバイトにも適用されるので、好きな本が1割引で購入できます。また、発注の担当になったり、発注担当者と仲良くなれば、自分の趣味趣向、独断で好きな本を仕入れることもできます。(管理が厳しくできない店舗もあるかもしれません。)まあ、欲しい本はだいたい1割引で手に入ります。本をたくさん買うという本好きほど、書店でバイトするメリットがあります!

女性に多いかもしれませんが、中には雑誌が好きという人もいるでしょう。特に最近では付録が豪華だったりもします。付録目的で買っちゃう! みたいな人も最近は多いようで、以前海外のお客さんに「付録だけ欲しいんだよね。雑誌いらないから捨てといて!(←超流暢なイングリッシュ)」と言って、さっそうと帰って行く人もいました。
そういう「雑誌はいらないけど付録だけ欲しい!」という人も、書店でバイトすればいいのです。
雑誌にはだいたい、「見本誌」というものが存在するので、それを作ることで、付録が数個余ってしまいます。なんと書店員は、その付録の余りを貰うことができます!

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使い古し過ぎていますが、これも何年か前の付録の化粧ポーチです。ツモリチサトです。愛用しています。

付録だからといって甘く見てはいけません。意外と丈夫なものもあります。こういう掘り出し物をいただける書店バイトは最高なのです。

2.整理整頓を装い商品の物色ができる

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よく書店内で店員さんが本の整理をしているのを見かけますよね。立ち読み防止とかいう理由でやっている人もいるかもしれませんが、私の店ではそのようなことはしません。お客さんに「前失礼します~」などと声をかけて整理するというのは、正直面倒くさい邪魔になると思うので、極力お声掛けはしないことにしています。

しかし、絶対に気合いを入れて整理に行かなければならないのが児童書コーナー。特に土日なんか本当に戦場です。何度整理しても、少し目を離しただけでとんでもなく荒れています。恐るべし、子ども。帯や、表紙が破れてしまうことも多々。何なら帯がなくなっている場合もあります。そういうものは泣く泣く返品しています……恐るべし、子ども。

そんな中でも、整理整頓のいいところもあります。それは整理しながら物色ができるということです!本好きなら嬉しい特権です。「あ、この本かなり減ってるな。売れてるからチェックしよう」だとか「あ、あの作家さんの新刊出てる!」などなど。これを働きながらできるというのは、何だか給料泥棒している気分です!(給料泥棒できるほど給料よくないけど)

3.人気コミック発売前日にビニール地獄を味わえる

人気コミックの発売は、書店にとってはとてもありがたいもの。しかし、前日からの作業数の多さは普段と比べものにはなりません。

近頃、コミックには立ち読み防止のためにビニールのカバーがかかっているものがほとんどだと思います。発売日に店頭に並べるために、前日からビニールとの戦いが始まります。あれ、すべて店員の手作業です。大型書店のことは分りません。あくまで私の勤める書店では手作業です。近頃、講談社のコミックの大半はフィルムパック仕様に変わりましたが、他は手作業になります。

そういった作業は基本的には倉庫内で行いますが、人員不足等の場合はレジ内で作業することだってあります。そういうとき絶対来るのが「その漫画ください」と言ってくるお客さんですね。これ、明日発売のやつです。「明日出直してこい!!」という言葉を何とか飲み干し、笑顔で「こちら明日発売のコミックになりますので、また明日お待ちしております」です。店頭に並んでおらず、レジで店員が触っているだけの商品は、コミックに限らず高確率で次の日発売のものです。先走って声をかけませんよう、お願いします。

4.ラッシュ時に支払いの素早いお客様を神だと見紛える

例えば人気コミック「ONE PIECE」の発売日だったとしたら、その日1日ほとんどONE PIECEばかりレジに現れます。432円オンパレードです。もうONE PIECE持って並んでる人全員ピッタリお金出して! と懇願したいくらい、消費税8%の苦悩がここにあります。私の働く店舗は駅ナカの書店なので「この行列をいかに速くさばけるか」が勝負になります。そこに1円玉や5円玉の混ざるお釣りはとてもとても大変です。

1,032円とか、532円とか小銭を素早く出してくれるお客さん、本当に神に見えます。432円ピッタリをレジの待ち時間の間に握りしめているお客さん、崇めたいレベルです。

5.「カバーご利用ですか?」という社交辞令を習得できる

駅ナカ書店はスピード勝負なので、ブックカバーをかける速さはピカイチです。しかし、3冊以上になると多少は時間がかかってしまいます。私の場合、その質問を投げかけている間にカバーをかけ終えてしまえるもの(だいたい2冊まで)は、質問さえせずにさっさとかけてしまうのですが、それ以上は聞いてしまいます。

そういうときはだいたい「いらないって言って!」という希望が物凄く強いときです。そうです。速いとはいえ、面倒なものは面倒なのです。20冊とか持ってきて全部にかけてほしいって言う人本当に意味がわからない。

6.お客さんのギャップをこっそり楽しめる

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「え、この人これ買うの?!」みたいなお客さん、結構来ます。超絶イケメンがマイナーな少女漫画持ってきたり、超絶美人なお姉さんがBL買って行ったり。

私的ギャップNo.1は、すごく強面なおじさんが萌え系の漫画を怖い顔して持ってきたことでした! そういうおじさん、微笑ましくてとても好きです!

さいごに

いろいろと書きましたが、給料は正直よくはなくとも、本好きには堪らない本当にやりがいのある仕事だと思います。本が好きな人、ぜひとも書店でアルバイトしてみてください。力仕事なところもあったり、いつどこで切ったか分からない切り傷が手の至るところにできたりもあります。けれど、力仕事や切り傷は友達です。そして本も友達です。その中でたくさんの本と出会えるのは、本当に素敵な仕事だと思います。

あ、ちなみに、書店員だからと言って、本に詳しいばかりではありません。レジにいるとよく「この本ありますか?」「今日新聞に載ってたやつです」「電車の広告で見たやつですよ」というふわっと情報だけで商品を求めてくる人がいますが、検索機能の整った大型書店ならともかく、そんな設備のない小さな書店店員にそれを求めてくるのは、名探偵に依頼しているのと同義です。せめてタイトル、作者名、できれば出版社もください……。

でもまあ、そんな日常もステキです。この記事をきっかけに、少しでも書店や本に興味を持つ人が増えてくれると嬉しいです。

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