平井真也です。 先日はバレンタインデーでしたね。
その日、私に起こった出来事について書きます。実家の母から荷物が届いたのです。クール便で。
クール便ということは食品でしょう。どうやら息子にチョコレートを贈ってくれたようですね。 しかしずいぶん大きな箱だったのですが……開けてみたところ、
！？
！？！？ こ、このお重は……！！
おせちでした。
……あ…ありのまま 起こった事を話すと、 「実家のおかんからバレンタインデーにチョコが届いたと 思ったら チョコではなく、おせちだった」 となります。
おせちと言えば、以前、スカスカのおせちが届いて炎上した事件がありましたね。 このおせちは、３段になったお重に、かなりギッシリと料理が詰まっています。ご覧ください。
（※画像はすべて解凍後）
炎上した某店は、お正月に用意が間に合わず、あのようなことになったのだったと記憶していますが、多少、届けるのが遅くなったとしても、このくらいのクオリティだったら炎上しなかったのではないでしょうか。届くのが２月１４日だったとしてもです。
食べてみた。
正直もうほとんどの人がブラウザを閉じていると思いますが、おせちの中身について、食しながらレビューしてみました。
まず、黒豆です。
せっかくなので、別に容器に取り分けて撮影してみました。こうするとちょっとオシャレなので、以後、気に入った品は同じように撮っていきたいと思います。
さて、この黒豆。見てのとおり金箔があしらわれた豪華仕様。 黒くて艶々としたさまは、まさしくバレンタインに食するにピッタリの一品です。 ほんのり甘く煮こまれていて、やわらかいのに、形がちっとも煮崩れていないあたりに卓越した料理人の技を感じます。 すごく上品な味でした。 本来、黒豆は箸休め的に食べられると思うのですが、しょっぱなから黒豆にしたのは、正直、どうしていいかわからない心のあらわれです。まず箸休めしないことにははじまらないほどに。
黒豆で気を落ち着けたあと、いちばん美味しそうなのはどれか探してみたところ、目を引いたのがこのローストビーフです。 ……！
これはマジでうまいです。 肉の旨味がすごくあります。このおせちは冷凍されていたものを解凍して食べるのですが、冷凍されていたとは思えない感じです。
ぺろっと食べてしまいました。 おせちは基本、和食ですが、最近はこういう洋風の品が入っているものも多いようですね。 ローストビーフは華やかさもありますし、おせちに入っていて違和感ないです。 絶妙な和洋のコラボレーション。あたかも本来はキリスト教起源なのに日本でイベント化されたバレンタインデーを象徴しているかのようです。
なにか黒っぽいものを発見。 あっ、チョコレートかな？と思ったのですが、昆布巻きでした。 でも、ぱっと見、黒いし、チョコレートかな？って思った（二度目）んですけど、昆布と魚でめっちゃ海の味がしました。
なにか笹に包まれたものを発見。 チョコレートもよく笹に包まれていることがあるので、あっ、チョコレートかな？と思ったのですが、なんかお餅みたいのが入ってました。 あんこが入っていたので、デザートだったみたいです。（最初のほうに食べちゃったけど） 甘かったので、もうこれがチョコレートってことにします。
これは見た感じなんなのかわからなかったんですが、クルミでした。クルミを煮てかつおぶしであえてあるんです。佃煮みたいな感じでしょうか。 香ばしくて、けっこう、しっかり味がついています。 チョコレートにも、くるみ入りのものがよくありますから、これもありということにします。
出た！ おせちのスター、栗きんとんです。 子どもがいると、栗きんとんだけ真っ先になくなったりするんですよね。 これはとても上品な甘さです。舌触りもなめらか。甘く煮た栗そのものもゴロッと入っていました。 栗の風味が、マロンチョコを思わせます。
西京焼きです。魚をみそに漬けてから焼いたものですね。 これもめっちゃ美味しかったです。あっさりしてるんですが、しっかり味はしみこんでいます。 見た目の華やかさはないんですが食べごたえがありますし、こういうものが入っていることで、お重全体が締まる感じがしますね。 いわばビターチョコレートのような、縁の下の力持ち的な存在だと思います。
さて。ここまで、目に付いたものをつまんで食べてきたのですが…… そこそこお腹にたまってきました。一方、お重は。
……減ってません。え……、これ何人ぶん？ よく考えたら、おせちって、お正月の間、何日かかけてちょっとずつ食べていくもんですよね。
というか今日バレンタインですよ。 なんでおせち食ってるんだよ・・。
これ一体、どうすんだ…… と母親にクレームを送ろうと思ったら、既にメールが着ていました。
どうみてもただの在庫処理です。本当にありがとうございました。
おせちは余らせないよう、必要なだけの購入を！
最近は、おせちを通販で購入するのも普通のことになってきました。通販では、２人前からの販売もありますので、おせちを余らせて、息子に送り付けるなどということも防げるはず……。
おせち通販は、前年中に注文し、冷凍されたものが12月30～31日頃にとどき、解凍→お正月に食べる、というのが基本的な利用法です。利用された人の口コミを見てみましょう。
毎年、自分で作っていましたが、材料費も時間も掛かり過ぎるのと、頼んだ方が安く済みそうだと思ったので注文しました。板前魂を選んだのは、数あるネット通販の中でも料理と価格のバランスが良いと思ったからです。あまり豪華すぎるのもいらないし、かと言って寂しい内容もイヤだなと思って、相当吟味しました。実際に届いてみると見栄えも非常に良くて、味も思っていた以上でした。それでこの値段なら、これからはネットで頼もうと思えました。
こちらは「板前魂」というところの口コミです。そうなんですよね、自分で作ることを考えると、おせち通販のコストパフォーマンスは圧倒的。お正月はプロの作ったおせちが、やっぱりいいんじゃないかな～と思ってしまいます。
みん評には、おせち通販の口コミ・評判で、ほかにも多数の口コミを掲載しています。よければ参考にしてください。
