ライブ好きのリネさんより寄稿いただきました~。では張り切ってどうぞ!
初めまして、リネと言います。三度の飯とか、そんなレベルじゃないくらいにライブが大好きです。年間で何本のライブに行ってるかなんて、そんなものはもう数えていません(だって金額恐ろしいじゃないですか)。
とはいえ、私が足を運んでいるようなライブは、チケットがなかなか取れない上に高額!な有名アーティストのものではございません。よってチケット1枚の値段なんて、たかが2000~3000円程度です(ドリンク代含む)。安いもんです。その上チケット戦争だってないのです。「そうだ、ライブ行こう」と思ったらその日にだって行けてしまうのです。
そんなアーティストたちは、まだまだ世間では知られておらず、小さなライブハウスで細々と活動している人たちがほとんどです。(だから当日でもチケット予約できるんですよね……。笑)
でも、私のようにライブ中毒な人たちも少なくないはずなんです。だって、世間にはライブハウスがいっぱい溢れている! 毎日さまざまなライブが開催されている!
ただ、普通のライブばかり行っている方々!
「物足りないなぁ」「たまには一風変わったバンドとかにも出会いたいなぁ」なんて、思ったりしていませんか?
ライブに行ったことなくても「おもしろいバンド見てみたいな」と少しでも思った方!
そんな方々におすすめしたいイチオシのバンドがいます!!!(大声)
現存する唯一のアドベンチャーロックバンド「私の思い出」
京都発、謎のアドベンチャー野郎ども「私の思い出」(バンド名)です。
自らを「現存する唯一のアドベンチャーロックバンド」と言い張る彼らのコンセプトは、その名の通り「アドベンチャー」。ボーイスカウトシャツに身を包み、飯盒と大きなしゃもじを掲げるという、見た目から完全におかしなバンドです(褒め言葉)。画像を見てください。明らかにおかしいです。もう一度言いますが、褒めています。
「呆れるほどに内容のない歌詞」と彼らの楽曲はよく謳われていますが、これが本当に驚くほどに内容はありません。同じ歌詞も何度でも出てきます。1番も2番も同じ歌詞の曲だって存在します。
でも、本当に一度聴いたら忘れないのです。1回聴くだけで、耳に残る! 内容のない歌詞だって、頭にこびりついてしまう! これが彼らのすごさ。
ライブのことを「キャンプ」と呼んだり、ファンは「キャンパー」と称されたりなど、「アドベンチャーロックバンド」の名に恥じない愛されるコミックバンドです。
いや、コミックバンドと言ってはもはや失礼。だからこそ「現存する唯一のアドベンチャーロックバンド」なのですから。
代表曲は「お米フリーク」
どんなタイトルよ!? と言いたくなるほどアホなタイトル。まあとりあえず、百聞は一見にしかずということで、早速ご覧ください。
単に「飯盒でお米を炊くのは水加減が難しい」ということだけを歌ったこの楽曲。これでお分かりいただけたと思いますが、歌詞に内容はありません。
大きなしゃもじを振り回す様子は何とも異様。今では多種多様のしゃもじがステージ上で使用されています。
ボーカルのInstagramより写真を拝借しました。
こちらが実際にステージで使われているしゃもじたち。ここにあるほとんどのしゃもじは、某名誉キャンパーの方が作られたもの。お米フリークはキャンプで必ず披露する楽曲なので、このしゃもじたちは毎度活用されています。
ちなみに2015年8月に京都の磔磔で行われたワンマンキャンプより、物販でもしゃもじが販売されるようになりました。
この物販のしゃもじはドラマーのお父様のお手製(※お米はよそえません)。
結果、観客もしゃもじを振り回しています。
この光景が何ともおもしろいので、ぜひ直接見に来てください。
初めてのライブだからといって、緊張しなくても大丈夫です。茶番劇でも見にくる気持ちでふらーっとどうぞ。
それではここでメンバー紹介
お待たせしました。
彼らを一言で片づけてしまうのはあまりにももったいないので、メンバー紹介もしておきます。ただ、彼ら、名前からすでに突拍子もないので、心してご覧ください。
登山正文
私の思い出の歌い手、登山正文です。「とざん」ではありません。「のぼりやま」と読みます。これ、驚くことに本名なのです。まさに「アドベンチャーロックバンド」をするために生まれてきた男! と言っても過言ではありません。
登山隊長が手に持っているものをご覧ください。タンバリンのように叩いておりますが、これ、飯盒です。アドベンチャーロックとは、こういうものなのです(たぶん)。
ちなみに私の思い出は「思い出レコード」というインディーズレーベルからCDをリリースしています。そうです、彼は「思い出レコード」の代表でもあります!
さらにさらに、京都の四条大宮にある「BlueEyes」というライブハウスの店長でもあるという多才な男なのです。もはや、生き方自体がアドベンチャー!
あ、えっと、チェ・ゲバラではありませんよ。私の思い出の登山隊長です。
マメな男、登山正文は個人Twitterもしております。マメな男なので、私の思い出公式Twitterもほとんど彼が更新中。私の思い出のことをツイートすると話しかけてくれるかも! たまにソロで弾き語りもしていますよ!
スパゲットー上田
私の思い出のリーダー、スパゲットー上田です。スパゲッティではありません、スパゲットーです(意味は知りません)。
担当楽器はサックス。もともと登山隊長が「素人レベルのサックスを入れたい」というコンセプトに基づいて加入した彼。ただ、年々腕前は上がっており、徐々に素人レベルではなくなってきています。
そしてこの見た目のインパクト! アフロです! あ、残念ながらカツラです。
なんと、彼の名前は、先ほどお伝えしたバンドの代表曲「お米フリーク」の中にも出てきます!
理由は単純。彼のお父さんがお米屋さんだから。
たまに、しゃもじで背面弾きしたりします。(ちなみにお米フリークでのワンシーンです。)
バタやん
ここに来て完全にあだ名のようなネーミングのこの方。ベースと男前担当。
まあ、見たままですがシュッとしています。私の思い出の最年少メンバーであり、愛される存在でもあります。
キャンプではたまに、物凄く音痴な歌を披露してくれます。すごくリアルな音痴で唄ってくれますが、作り物の音痴です。音痴の真似がとても上手。
ちなみに彼は、私の思い出以外にもう1つバンドをやっています。いわゆる掛け持ちというやつです。
そっちの衣装はスーツということもあって、これまたシュッとしているので気になった方はとりあえず彼のTwitterへどうぞ(笑)
ジーザス・ソアロン・チキン・マサ
ああ、もう、名前が長い……(爆)
基本的に「ジーザス」と呼ばれる彼はギター担当。いい音出します。あ、笑い飯の西田ではありません。ちなみに神様でもありません。
名前は長いですが、登山隊長はステージで毎回しっかりと正式名称で紹介してくれます。私はかなりの回数通わないと、正式名称を覚えられませんでしたが。笑
彼は音楽活動の他に、飲食店を営んでいます。京都の丸太町にある「ジャングルケイブ」という、ステーキと自家製ソーセージのお店です。私も行ったことがあるのですが、このお店もまた、物凄くアドベンチャーな内装、アドベンチャーなメニューになっていますので、美味しいステーキ、ソーセージが食べたい方は是非!
中居貴族
そろそろネーミングにツッコミを入れるのにも疲れてきました。笑
何が貴族なのかはよくわかりませんが、私の思い出の金髪ドラマー、中居貴族です。とりあえず、なんかエレガントだそうです。
先ほどご紹介した、物販のしゃもじを作ったのは彼のお父様。
肩には彼の相棒的存在のトカゲが乗っています。不思議な要素たっぷりに見えますが、彼のMCでの発言がちょくちょく面白いので、注目してほしいところ。冷静にさらっと的を射た発言をするので、重要人物だと私は思っています。
お米フリークの終盤では急に苦しみだしたりもします。この直後の客席との一体感には素晴らしいものがあるので、これは実際にキャンプに足を運んでご覧になってくださいませ。笑
そして彼は、バタやん同様、別バンドも掛け持ち中。あと、JR京都駅最寄りの東寺の裏にあるアートスペース「ムクヨミドリ」も営んでおります。アートスペースですが、毎月21日は「ムクヨミドリカフェ」を実施中。彼の淹れるコーヒーは本当に絶品なので、こちらもご興味あればぜひ足を運んでみてください。毎月ケーキのメニューも違ってとても美味しいですよ。
ミュージックビデオもあります!
ミュージックビデオ(MV)も自主制作しています。
2014年2月リリース「アドベンチャー!危機一髪!」収録の「荒野のネッカチーフ」です。鳥取砂丘で撮影しています。鳥取砂丘まで行って、この茶番です。(べた褒め)
2015年12月リリースの最新アルバム「あゝ、冒険」収録の「雪山大宴会」のMVです。こちらも全力の茶番です。
実は、私の思い出、あのスーパーギタリスト押尾コータローさんにも愛されており、最新アルバム「あゝ、冒険」にはコメントも寄せてくださっています。
「お外サンバには参った!宿題は終わるのか?お外には行けるのか?まさにサバイバルな、愛すべき「私の思い出」のセカンドアルバムです。お前らストレート過ぎるやろ!でも、それが大事!そのまま突き進め!」 押尾コータロー
Posted by 私の思い出 on 2015年12月7日
私の思い出を聴きたくなったら
彼らのことが少しでも気になった方はたくさんのキャンプ情報が、TwitterやFacebook、公式HPでお知らせされているので、ぜひチェックしてみてください。
ライブハウスに行くことはなかなか勇気のいる行動かもしれませんが、興味を持たれた方はぜひ足を運んでみてください。CDで聴くのとはまったく違う、生の迫力を味わいましょう。
出かける前には、ライブハウスの口コミもぜひチェック!
aikoのライブで初めてZepp Nambaに行きました!Zepp OSAKAの時代は交通の便があんまりいいとは思わなかったので、なんばになってからやっぱり少しは行きやすくなった印象です。(といっても駅からはまあまあ距離がありますね笑)
整理番号はあんまりよくなかったんですけど、上手側が少なくて行ってみたら、何と10列以内に入れました(笑)横に広いから端は埋まりにくいのかな?って思ったんですが、どうなのかな?
このように、交通の便の良し悪しや、場内の様子が事前にわかるのでベンリです。ぜひ参考にしてください。
各地ライブハウスに行かれた際には、ライブハウスの口コミ・評判(関西)への口コミを投稿もお願いします。ライブハウスの口コミ・評判(関東)もありますよ!
積極的にライブハウスに行って、ぜひ私のようなライブ人間になってください。(仲間と呼ばせてくれ。)