VIOの毛がとてつもなくスゴい高校二年生の女の子。本人の意思とは関係なく、VIOの毛が周囲の人間を傷つけることが多いが、そんな悩みを周囲に打ち明けられない多感な思春期を迎えている。
そんなスゴ子の目の前に超カッコイイ先輩が登場!
先輩のことを想うだけでスゴ子のドキドキは止まらないが、相変わらず
VIOはワッサワサ…。果たしてVIOスゴ子は、
先輩に気持ちを届けられるのか!?
私立ボーボー学園の3年生。運動神経抜群で、バスケ部のキャプテンを務めるモテモテ男子。ムダ毛のない、ツルッツルのピカピカお肌を持つ。恋愛には鈍感で、スゴ子の気持ちにはまだ気づいていない。
突然の出来事にVIOが暴走してしまうスゴ子。股下から伸びた毛は、まるで怒り狂った龍の如く輝林先輩を頭から飲み込んだのだった。
突然のハプニング!尻餅をついて見上げたら、
そこには輝林先輩の爽やかな笑顔が…。
優しくてかっこいい!恋の予感ビンビン!
丑三つ時。夢中でマフラーを編んでいると、気づいたら自分のVIOも一緒に編み込んでいた。「こんなの先輩に渡せないよ…」と泣き崩れるスゴ子よ哀れ…。
先輩が喜んでくれているところを想像しながら、
三日三晩徹夜で編み続けるスゴ子。
恋のパワーって偉大!
『いつ何時も敵に背中を見せてはならない…』凄惨な過去の体験が染み付いたスゴ子の体は、背後にいるのが輝林先輩とは気づかずにVIOの”防衛機能”を発動させてしまった。「先輩、ごめんなさい。わたしそんなつもりじゃ…」、後悔するスゴ子の咽び泣く声が校庭に響いたという。
お茶目な輝林先輩の行動に、スゴ子のハートは
ドッキドキ。「先輩、もしかして
私の気持ちに気づいてるの…?」。
“先輩への告白”というシチュエーションに我を失った結果、VIOの潜在能力は完全に覚醒し、体育館と校舎は毛に覆われた。世界がスゴ子の毛に飲み込まれる日も近いだろう。「私、告白前に脱毛すべきだったのね…。みんなゴメン!」。
「先輩に私の気持ちを伝えなきゃ!」、
スゴ子が思いの丈を綴ったラブレターを受け取って
くれた輝林先輩。あれ、まんざらでもない反応?