「通信速度が速くて、使いやすい！」「通信速度が遅い！」どちらの口コミもあるけど、実際どうなの？

格安SIMの場合、どの会社でも朝夕の通勤・通学時、昼休みは回線が混雑し、通信速度が遅くなりがちです。LINEモバイルの場合はどうなのか、実効速度を詳しく調べてみました。

実効速度とは：携帯電話各社が公表している最大通信速度とは異なり、一般的な利用環境で実測される速度のことです。

※測定する場所などによって結果が異なる場合があります。

評価基準

• 高画質動画の再生が可能（4Mbps以上）：◎
• 中画質動画の再生が可能（2Mbps以上）：◯
• ウェブサイトの閲覧が可能（1Mbps以上）：△
• LINEやメールは可能（1Mbps以下）：×

上表の通り、LINEモバイルでも、混雑時は速度が低下します。特に12時台はウェブ閲覧にもストレスを感じてしまうかもしれません。この時間もストレスなく使用したい人は、自宅や会社、出先店舗のWi-Fiを利用するといった、ひと工夫が必要です。

ちなみに…

格安SIMであっても、サービス開始直後のまだ利用者が少ない時期には安定した速度で通信できることが多いです。また、測定場所によっても結果が大きく異なるので、通信速度に関する口コミも内容はさまざまとなっています。

3大キャリアやその他格安SIMの速度も調べてみました。やはり、3大キャリアはいつでも爆速です。一方、格安SIMは各社ともLINEモバイルと似たような状況ですが、中でも大手2社は速度が安定していることがわかりました。

※測定する場所などによって結果が異なる場合があります。

やはり、3大キャリアはどの時間帯も高速です。

（a）au回線、（d）ドコモ回線
※測定する場所などによって結果が異なる場合があります。

格安SIMの中でも、大手2社は3大キャリアに引けを取らないほどの実効速度がでています。速度が気になる人は、この2社がおすすめですが、料金はLINEモバイルよりもやや割高です。