「旅先でのトラブル対応が悪い!」という口コミが多いけど、本当?
航空機の遅延トラブル対応への不満が多いのは、宿泊や航空券の再手配が自己負担だから…。事前に旅行会社の責任範囲をきちんと確認&旅行保険への加入が安心!
クラブツーリズムのツアーに起きたトラブルについて、気になる口コミをピックアップしてみました。
(航空機遅延で)香港空港では、乗り継ぎの、全日空便に乗れず。便の振替も無く、一夜明かすことに…ホテル代、バス代、35000円香港空港からの日本までの航空運賃10万円も個人負担引用:https://minhyo.jp/clb
小笠原丸の復路を特1等で依頼したところ、勝手に1等に変えられ、特1等が取れなかったという連絡はありませんでした引用:https://minhyo.jp/clb
旅先では、思いがけないトラブルが起こる可能性があります。口コミで多かったトラブルの内容は、航空機遅延、突然のホテル変更、そのほか手配に関するものでした。「実際のところどうなのか?」詳しく調べてみました。
口コミに見られるように、ツアー旅行だから、添乗員がいるからと言ってトラブルがないとは言えません。トラブルごとに、その対処法などをまとめました。
航空機に遅延が生じるケースは少なくありませんが、その理由によって対応は代わります。
1 延理由が航空会社による場合
基本的に航空会社による補填があるので、追加料金を支払う必要はありません。
2 遅延理由が天候など、自然現象や突発的なものによる場合
航空会社、主催旅行会社ともに免責となるため、ホテル宿泊代や移動料金は全て、旅行者本人の負担となってしまいます。
クラブツーリズムに電話調査したところ、いずれの場合も、後続便に空席があれば振替が可能ですが、最悪の場合、数日待たされることもあるということでした。
振替を待たず、一刻も早く帰りたい人などは、別途航空券購入が必要となるケースもあるそうです。「乗ってもいないのに!」と納得できない気持ちは良くわかりますが、この対応はクラブツーリズムに限らずどこの旅行会社でも同じです。
対処のひとつとして、後でご紹介する、海外旅行保険に加入しておく方法があります。
旅行直前にホテル変更の知らせが届いたり、現地へ着いてみるとオーバーブッキングだったりしたという理由で、急にホテルが変更になるケースがあるようです。
部屋がない以上、他のホテルに滞在するのは仕方のないことですが、約款に書かれている通り、旅行開始前なら旅行代金の1%、旅行開始後なら2%の変更補償金を旅行会社から受け取れる権利が発生します。
わずかな金額にしかならないかもしれませんが請求できる権利があります。
「ツアーに申し込んだのに音沙汰がないまま、催行中止になっていた」「別のグレードのチケットを手配された」など、数は少ないものの、予約時の対応や手配ミスによるトラブルの声も見られます。
クラブツーリズムのツアーに「リクエスト予約」で申し込みをすると、催行決定、もしくは催行中止となるまで連絡はないようです。
目安となる時期についてはツアーごとに異なるので、ギリギリまで待たず、早めに電話で確認するのが良いです。
予定をはっきりさせたい人は、催行未定のツアーへの申し込みは避けたほうが無難です。
また航空券などに関して、完全に旅行会社側の手配ミスという場合は、泣き寝入りせずにしっかりと主張することでそれなりの対応があるケースが多いようです。
旅行会社側に説明を求め、どうしても納得できない場合は日本旅行業協会(JATA)の消費者相談室に相談し、仲介してもらうのもひとつの方法です。
旅先でトラブルが発生すると、せっかくの旅が台無しになってしまいます。海外ツアー旅行の場合は特に、添乗員頼みになってしまうことも多いと思いますが、添乗員といえども、トラブルへの対処能力には個人差がありますし、出来ることが限られているケースも多いです。
そこで役に立つのが、海外旅行保険です。例えば、クラブツーリズムがすすめている東京海上日動の海外旅行保険の補償内容は以下のとおりです。
「東京海上日動の海外旅行保険」補償内容
- 旅先での怪我、病気により掛かった治療費用
- 飛行機欠航によって発生したホテル代や食事代
- 荷物紛失時、身の回り品を購入した代金
- 携行品を破損したり、盗難された場合
- ホテルの物を破損した場合の賠償費用
こうした保険に加入しておけば、さまざまなトラブルに対する金銭的な補償のほか、電話による通訳やサポートなども受けられます。海外旅行保険は、いざというときの心強い味方になるので、楽しい旅と安心を保障する意味でも、出発前に加入するのがおすすめです。
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