富岡製糸場と絹産業遺産群の口コミ・評判

富岡製糸場は地元なのでここにしました。一般の大人の入場料は一人千円なので高いと思いますが莫大な修繕費がかかるので致し方無いと思います。無料の駐車場も遠いので折角遠方いらしていただいた方達に申し訳ないです。
製糸場の中は繭から生糸を取っていた機械は見学できますが、色々見学できる場所が少なく「これだけ」と思ってしまいます。（市の方では修繕して頑張ってはおりますが）
田島弥平旧宅は今も子孫の方が住んでいるので外がわしか見られませんでした。（ガイドの方が丁寧に説明はしてくれます。）高山社跡は私が行ったときはここも外だけでした。
荒船風穴は駐車場が遠いです。帰りは登りになるのでタクシーがありますが、実費です。風穴の中は今は危険があるので決められた場所からしか見ることができません。以前は夏にはそれはそれは涼しい風が出てきました。悪口になってしまいました。

子供に、世界遺産が日本にもあることを教えたく、自宅からそれ程遠くないので富岡製糸場に行きました。製糸場近辺は道が狭く混雑するので、富岡駅近くの駐車場に止め徒歩で向かいました。途中のお土産屋さんが楽しいです。製糸場の室内は広く、自動糸繰機がずらりと並んだ様子は壮観でした。状態がよく、保存するのに大変努力しておられることがわかります。また、子供が繭の糸を取る座繰りの体験をしたのですが、お土産に繭玉を一ついただきました。繭を見たのも初めてなのでとても喜び、大事にとってあります。当日は雨でした。いくつかの建物間に屋根はなく、傘は必要です。しかし建物内で製糸場の歴史コーナーなどもあり、室内でも時間をかけて過ごせました。

今年90歳の祖母が働いた場所は違うけれど昔女工さんをしていたので、富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産に登録されてから懐かしむことが多くなったので親子孫の三世代で見学に行くことにしました。話題のスポットで人も多く、見る場所も広くて多くて祖母には少し見にくいところでしたが、生糸の作り方の実践を見る事もできたので、祖母も懐かしいと感動していたし、私も昔の女性の仕事がどのような物かを見る事ができて良かったです。

現在は同じ産業がとっくの昔に殆ど海外委託になってしまったので、比較して当時を偲ぶことが出来ず、イマイチピンと来ない。

どこの世界遺産も、おらが町にもとばかりに「認定を受ける」ことが目的化してしまい、認定後はその看板に依存しすぎて何の努力もなく、場合によっては認定はむしろ逆効果。

富岡製糸場見学に行った人の評判がすこぶる悪い👎
予約してから、駐車場からのアクセス、見学案内、辞めてください、行きたくありません！