すまいValueの口コミ・評判 満足度の低い順

下記はすまいValueに参画している6社と、主要不動産一括査定サイトとの提携の有無を表したものです。

国内初の不動産一括査定サイトである「HOME4U」と野村不動産の提携が唯一ある以外は、すまいValueに参画している6社すべてが他の不動産一括査定サイトとの提携を行っていません。

つまり、すまいValueを共同運営する『大手6社』へは、（HOME4U経由の野村不動産を除き）すまいValue以外からは一括査定を利用した不動産の査定依頼はできない、ということになります。

すまいValueが6社のみで運営されている理由として、

• “業界をリードする大手6社運営” という他社サービスとのちがいを打ち出している
• この6社へ一括査定をするなら6社共同運営のすまいValueからしかできない、という形態
  →大手だからこその圧倒的な実績をもち安心感・集客力・販売力を強みとしている

…ということが挙げられ、6社を総合した国内売買取引件数は全体の半数以上を占め、実績も十分にあります。

すまいValueは、『まず利用してみたい一括査定サイト』の代表と言えそうです。

他の一括査定サイトとは提携がないため、業界トップ3と呼ばれる「三井のリハウス」「住友不動産」「東急リバブル」を含む大手不動産会社6つへ一括査定依頼できるのは、すまいValueだけ。

ただ、「大手だけじゃなくて、中小不動産会社や地元や地域の不動産会社へも相談してみたい」という希望をもつ人も少なくないと思います。

そんな場合は、すまいValueからは大手6社にしか依頼できないので、HOME4Uなど他の一括査定サイトを併用するのもおすすめです。

不動産は種類や地域、売主の希望によっては、大手よりも中小不動産会社に仲介に入ってもらったほうが高く売却できることも珍しくありません。

他サイトと併用することで、大手と中小不動産会社との査定額が比較できるだけでなく、それぞれの売却計画や方針、意見を聞くことができます。

すまいValueが利用できるのは、都心エリア、都市中心部エリアなどが中心で、地方では営業エリア外と表示されサービスを使うことができません。

駅に近い物件や、そこそこ都心なのでは？！という地域であっても県まるごとエリア外に指定されていたりするので、その場合は諦めるほかありません。

また、利用可能エリアであってもすまいValue運営の大手6社すべてに査定依頼ができるわけではなく、地域によっては1社のみしか選択できない地域もあります。

すまいValue以外の不動産一括査定サイトは提携会社数も多いので、その分地方のエリアにも対応しています。

すまいValueで営業エリア外だった、という場合や1社しか選択できなかった場所であっても、他の一括査定サービスでは複数社に査定を依頼することができる可能性が高いです。

都市部の物件で対応エリア内だよ！という人は積極的に利用すべきサービスですが、

• 国内大手6社へ一括査定できるのはすまいValueだけ
• 利用可能な地域が限られている
• どの地域でも6社すべてに依頼できるわけではない

といったことをふまえて、「1社しか選択できなかった」「地方エリアの物件を売却したい」という人は、他の一括査定サービスも併用すると上手に利用できそうです。

すまいValueは業界の『大手6社』による直営の不動産売却ポータルサイトです。

多くの不動産一括査定サイトは1000社を超える不動産業者と提携があり、その中から査定を依頼する会社を複数選択できますが、すまいValueはもともとが『大手6社』のみで構成されているのでこれ以外の会社との提携はありません。

※具体的には「三井のリハウス」「住友不動産販売」「東急リバブル」「野村の仲介+(PLUS)」「三菱地所ハウスネット」「小田急不動産」の6つの会社に査定を依頼できます。

すまいValueの公式サイトではサービス開始時からこの“大手6社運営”という運営形態をかなり強く押し出していて、口コミでも

圧倒的な販売実績があるので、安心して不動産の成約をお願いすることができたので良かったです引用：https://minhyo.jp/sumai-value

大手による一括査定サイトということで確かに売却力、買主の集客力が違いましたね。引用：https://minhyo.jp/sumai-value

という声がきています。

ただその一方で、

他のサイトが数十社以上お願いできるのに対し、このサイトはたった6社です。引用：https://minhyo.jp/sumai-value

という見方もあり、提携不動産会社の数が少ないのでは？そしてそれが不動産の売却に影響ないのか？は、とても気になるところ。

なぜ少ないの？ちゃんと売れるの？実際はどうなの！？という部分を調査してみました。

下記はすまいValueで査定を依頼できる不動産会社6社と、2018年度（2019年3月期）の売買仲介実績数の順位です。

『大手6社』といっても売買仲介実績上位6社ではないことがわかります。

（住宅新報 2018年11月27日号より）

『大手6社で査定依頼できる』＝『売買仲介実績上位6社に査定してもらえる』という訳ではないので、注意が必要だと感じました。

ただ、売買仲介実績件数の全体を把握してみると、すまいValueに参画する6社のみの件数が全体の54.8％を占めています。

すまいValueから不動産の査定を依頼できる会社は6社のみであり、売買仲介数上位から順に6社というわけではない…とはいえ、この大手6社での売買仲介件数は、他社と比較するとまさに圧倒的です。

また、すまいValueに参画する「三井不動産」「住友不動産」「東急リバブル」は例年の不動産売買取扱高トップ3。すまいValueの公式サイトでも掲げられているとおり、まさに業界をリードする3社と言えます。

つまり、6社のみに限られているとはいえ、すまいValueを利用すれば何も考えなくても自動的に業界トップの代表的な会社たちへ一括で査定を依頼できるということになります。

算出される査定金額にも信頼性が持てますし、「それで売れるの？」といった心配は持たずに安心して利用できると感じました。

実際、

利用者からみて安心感が違いました引用：https://minhyo.jp/sumai-value

自分たちが思っていた以上の価格で売ることができた引用：https://minhyo.jp/sumai-value

提携している不動産会社はおなじみの大手会社ばかりなので、信頼することができました引用：https://minhyo.jp/sumai-value

といったように、大手だから安心できる、大手だから高額で売却できた、という口コミが寄せられています。

「他の一括査定サイトと比較すると提携会社が少ないのでは」という不安についても、すまいValueはもともと他の一括査定サイトとは運営方針が異なり、

• 依頼できるのは業界をリードする大手6社のみ
• 大手6社＝仲介取引件数上位6社ではないが、取引件数全体を見ると国内不動産流通の半分以上をこの6社が占めている
• すまいValueに参画している不動産会社（業界トップ）に一括査定ができるのはここだけ。他の不動産一括査定サイトとは提携がない

といった大きな特徴をもちます。

提携会社が少ない理由をしっかり理解したうえで、「中小不動産会社や地元密着・地域密着の不動産業者にも一括で査定依頼してみたい」という場合には、他の不動産一括査定サイトを併せて利用するのが良さそうです。

すまいValueの強みとして、

「不動産の売却査定を、国内売買取引件数の半数以上を占める大手6社に一括で依頼できる」

がまず第一に挙げられますが、気になったのが

地域によって6社全てに依頼できない引用：https://minhyo.jp/sumai-value

という口コミです。

地域によって依頼できる会社の数に差があるというのは本当なのでしょうか。調べてみました。

今回、「6社に依頼できない地域があるのは本当なのか」を調べるため、場所・地域、家・土地・マンションなど様々なパターン100件で、すまいValueで査定を依頼できる不動産会社数の調査を行いました。

調査の結果、「三菱地所ハウスネット」「小田急不動産」の営業所が少なく、対応エリアがかなり限られている、ということがわかってきました。

すまいValueで査定依頼ができるのは下記の6社。
※括弧内は2018年度（2019年3月期）の売買仲介実績数の順位

「三井のリハウス」（第1位）
「住友不動産販売」（第2位）
「東急リバブル」（第4位）
「野村の仲介+(PLUS)」（第5位）
「三菱地所ハウスネット」（第20位）
「小田急不動産」（第21位）

このうち三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブルは対応エリアが広く、次いでこの3社には劣るものの、野村の仲介+(PLUS)も査定依頼を広い地域で受けていました。

その一方で、三菱地所ハウスネット、小田急不動産は他の4社と比較すると営業所が圧倒的に少なく、この2社の対応エリアが重なる地域でなければ6社全てに依頼できない、ということがわかりました。

赤：三菱地所ハウスネットの営業所
黄：小田急不動産の営業所

実際に該当地点でテストを行った結果、三菱地所ハウスネットと小田急不動産の対応エリアが重なる東京都新宿区西新宿付近、中野区本町付近、世田谷区宮坂付近では6社すべてに査定依頼をすることができました。

上記のテスト結果の通り、小田急不動産の営業所付近であっても場所が少しズレると三菱地所ハウスネットの対応エリアから外れてしまうために、6社全てには依頼できなくなります。

すまいValueでは『大手最大6社に査定を依頼できる』ことを強みとし、6社合計の店舗数は840店舗（2018年4月10日時点、賃貸専門店舗含む）という表記がありますが…。

その店舗数は、多くが例年の不動産売買取扱高トップ3である「三井不動産」「住友不動産」「東急リバブル」、そして「野村不動産」の店舗となります。

（「三菱地所ハウスネット」「小田急不動産」の営業所はそれぞれ30にも満たない数となっていました）

すまいValueは一見、当たり前に大手6社全てに査定を依頼できるように見えますが、そもそも「6社すべてに依頼できる地域」というのが相当に限られている、ということを理解したうえで利用すべきサービスだと言えそうです。

口コミに、すまいValueは「担当のエリアが都市周辺」「自分の地域は対応してなかった」という声がありました。

すまいValueのサイトでは住所選択部分だけみると全国地域に対応しているように見えます。

本当に都市周辺しか対応していないのか？地方の人は利用できないのか？を、調査しました。

下記は2019年6月調査時点での、すまいValue運営各社の営業エリア外の地域です。
※グレーで表した部分が対応エリア外の県

47都道府県中、26の県ですまいValueを利用できないことがわかりました。

営業エリア外の地域では、住所を選択した時点で下記のように表示され査定を依頼することができません。

エリア内の都道府県であっても、対応地域は町名ごとに細かく決められているため、すまいValueは利用できない場所があります。

▼東京都のすまいValueを利用できる地域

東京都では23区とほとんどの市町ですまいValueを利用できますが、青梅市、あきる野市の一部と奥多摩町、檜原村のすべて、島しょ部では対応エリア外でした。

▼大阪府のすまいValueを利用できる地域

大阪府では、大阪府千早赤阪村のみエリア外となっていました。

▼神奈川県のすまいValueを利用できる地域

神奈川県では、愛川町、清川村、松田町、大井町、中井町、山北町、南足柄市、箱根町、湯河原町、真鶴町、三浦市では営業エリア外と表示されました。

このように、やはり口コミにある通り、すまいValueが対応しているエリアは都心部が多く、地方では利用できない県や町村が多いという調査結果でした。

さらに対応しているエリアであってもその都道府県内のうち、中心部から離れた地域ではエリア外に設定されている印象を受けました。

ただ、すまいValueは6社のみで運営しているため、営業エリアに限界があるのも仕方のないことなのかな、とも感じます。

すまいValueが利用できない場所でも、他の不動産一括査定サイトは不動産会社との提携数が多いので査定依頼ができる地域が多くあります。

一括査定で金額を比較したい場合は、諦めずに他の不動産一括査定サイトから挑戦してみましょう。

（ただしすまいValue運営の大手6社に一括査定依頼ができるサイトは他にありません）