「地域によって6社全てに依頼できない」という口コミがあるけど、実際はどうなの?
参画している三菱地所ハウスネット・小田急不動産の対応エリアが狭いので、6社全てに査定を依頼できる地域の方が少ない。必ず6社に全てに査定を依頼できるわけではないことは事前に知っておくべし。
すまいValueの強みとして、
「不動産の売却査定を、国内売買取引件数の半数以上を占める大手6社に一括で依頼できる」
がまず第一に挙げられますが、気になったのが
地域によって6社全てに依頼できない引用:https://minhyo.jp/sumai-value
という口コミです。
地域によって依頼できる会社の数に差があるというのは本当なのでしょうか。調べてみました。
今回、「6社に依頼できない地域があるのは本当なのか」を調べるため、場所・地域、家・土地・マンションなど様々なパターン100件で、すまいValueで査定を依頼できる不動産会社数の調査を行いました。
調査の結果、「三菱地所ハウスネット」「小田急不動産」の営業所が少なく、対応エリアがかなり限られている、ということがわかってきました。
すまいValueで査定依頼ができるのは下記の6社。
※括弧内は2018年度(2019年3月期)の売買仲介実績数の順位
「三井のリハウス」(第1位)
「住友不動産販売」(第2位)
「東急リバブル」(第4位)
「野村の仲介+(PLUS)」(第5位)
「三菱地所ハウスネット」(第20位)
「小田急不動産」(第21位)
このうち三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブルは対応エリアが広く、次いでこの3社には劣るものの、野村の仲介+(PLUS)も査定依頼を広い地域で受けていました。
その一方で、三菱地所ハウスネット、小田急不動産は他の4社と比較すると営業所が圧倒的に少なく、この2社の対応エリアが重なる地域でなければ6社全てに依頼できない、ということがわかりました。
赤:三菱地所ハウスネットの営業所
黄:小田急不動産の営業所
実際に該当地点でテストを行った結果、三菱地所ハウスネットと小田急不動産の対応エリアが重なる東京都新宿区西新宿付近、中野区本町付近、世田谷区宮坂付近では6社すべてに査定依頼をすることができました。
上記のテスト結果の通り、小田急不動産の営業所付近であっても場所が少しズレると三菱地所ハウスネットの対応エリアから外れてしまうために、6社全てには依頼できなくなります。
すまいValueでは『大手最大6社に査定を依頼できる』ことを強みとし、6社合計の店舗数は840店舗(2018年4月10日時点、賃貸専門店舗含む)という表記がありますが…。
その店舗数は、多くが例年の不動産売買取扱高トップ3である「三井不動産」「住友不動産」「東急リバブル」、そして「野村不動産」の店舗となります。
(「三菱地所ハウスネット」「小田急不動産」の営業所はそれぞれ30にも満たない数となっていました)
すまいValueは一見、当たり前に大手6社全てに査定を依頼できるように見えますが、そもそも「6社すべてに依頼できる地域」というのが相当に限られている、ということを理解したうえで利用すべきサービスだと言えそうです。
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