「審査に通らなかった」という口コミがあるけど、本当？他社と比べて審査は厳しいの？

アコムの融資条件は次の通りです。

・20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方

融資にあたっては、それぞれの消費者金融が独自の審査基準を定めており、それらは公表されていません。しかし、以下の項目は必ずチェックされていると考えられます。

• 住所が定まっているか
• 定職に就いていて、毎月一定の収入があるか
• 過去に金融トラブルがないか
• 他社で年収の3分の1を超える借入れがないか

「定職に就いていて、毎月一定の収入があるか」についてですが、ここで指している定職とは、正社員、正職員などに限りません。

アルバイト・パート、契約社員、派遣社員など、雇用形態に関わらず、一定の収入があれば、主婦（主夫）でも学生でも、借入可能です。ただし年金を受給している人は、年金以外の安定した収入が必要となります。

個人の信用情報をチェックされるので、過去の金融トラブルも審査されます。

アルバイト・パート、契約社員、派遣社員など、雇用形態に関わらず、一定の収入があれば、主婦（主夫）でも学生でも、借入可能です。ただし年金を受給している人は、年金以外の安定した収入が必要となります。

過去5年以内に、返済遅延や債務処理などの金融事故を起こしたことのある人は、厳しく審査されることになります。

ただし、5年以上経過した金融事故は、信用情報に記載されないので、審査の結果を左右することはありません。

他社からの借入の有無も重要な審査項目です。

貸金業法では、消費者金融は「個人の年収の3分の1を超えて貸し付けることはできない」とされています。この決まりは一般に「総量規制」と呼ばれています。

裏を返せば「年収の3分の1」までは借入可能だという意味ですが、ひとつの消費者金融から借りる金額ではなく、消費者金融などからの借入総額が「年収の3分の1」以下である必要があります。

例えば、年収300万円の人は最大100万円までしか借りることはできません。A社から40万円、B社から30万円の借入が既にある場合、アコムで新規に借入可能な額は、最大30万円となります。

A社から50万円、B社から50万円の借入がある場合、既に借入金額の合計は年収の3分の1に達しているため、どこの消費者金融でも審査には通ることはありません。

総量規制を知って、「住宅ローンを組んでいるから、消費者金融からはもう借りられないの？」と不安に感じた人がいるかもしれません。

ここで注意したいのは、「総量規制」の対象は「貸金業者」であり、「銀行」ではない点です。銀行には「銀行法」が適用されます。

つまり、住宅ローン、リフォームローン、自動車ローンの残高があっても、総量規制の対象とはなりません。これらのローンを返済中でも、消費者金融から年収の3分の1まで借入れることは、基本的には可能です。

ただし、逆のケースはどうでしょうか？残念ながら、消費者金融などから既に借入があると、住宅ローンや自動車ローンの審査には、少なからず影響があるようです。

融資可否の最終的な判断は、それぞれの銀行の規定によります。くれぐれも、借入に関しては、計画的に行いましょう。

審査をスムーズに通過するためにも、必要書類を揃え、自分の年収などを把握したうえで申し込みましょう。

• 本人確認書類

運転免許証、または、個人番号カードやパスポートなど

• 収入証明書
  アコムでの借入希望額が50万円を超える場合、または、他社を含めた借入総額が100万円を超える場合は、収入証明書が必要）

源泉徴収票、または、給与明細書など

なお、必要書類は、どの消費者金融への申込みでも同様のものが求められます。