「担当者が決まらず、相談までたどり着けない」という口コミがあるけど、本当？

保険コネクトは、ネットで申し込むと保険のプロであるプランナーが紹介され、自宅や指定場所で相談に乗ってくれるという訪問型の保険相談サービスです。

プランナーはさまざまな保険の中から、依頼者にとって最適と思われる保険プランを提案してくれます。紹介料や相談料は一切かからず無料で利用できます。

プランナーから提案された保険プランに加入する・しないはもちろん自由です。

保険コネクトへの申し込みから相談までの基本的なステップは以下の通りです。

みん評に寄せられた口コミを調査したところ、「保険コネクトに申し込みをしたものの、結局、相談までたどり着かなかった」という、気になる同じような内容の口コミが複数見られました。

保険コネクトに申し込んだものの相談に至らなかった人の口コミ

保険相談サービスを申し込みましたが、希望日を伝えても担当FPが決まらないのか全く先に進まず。現状確認の問い合わせをしても、現在調整中とのこと、もう一ヵ月経ちますがずっと放置です。引用： https://minhyo.jp/hoken-connect

ネットで申し込みし、折り返しのメールと電話を頂きました。プランナーの手配をお願いし、待つこと2週間。混み合っていて、まだご紹介いただけない旨を電話とメールで頂き、キャンセルするか待つか選択できました。私は待つことにし、それから4ヶ月経ちました。
余りに長すぎるためお断りの連絡しました引用： https://minhyo.jp/hoken-connect

申し込み後～5日内に相談員からの連絡があると言われましたが音沙汰なし。ようやく19日目にキャンセルするかこのまま待つかメール連絡がありました。ですのでキャンセルしました。急ぎの方には向きません。<引用： https://minhyo.jp/hoken-connect

プランナーの調整に時間がかかり過ぎて、結局相談できていない人が複数いることがわかります。

「申し込みしたのに相談まで至らない」という件について、みん評編集部では保険コネクトに電話調査をしてみました。

「数カ月待ってもプランナーを紹介してもらえないことってあるの？」と質問したところ、「できる限りの対応はしている」ものの、「プランナーへの条件、日時、居住エリア、病歴、就労状況などの要因で、プランナーを紹介できないケースもあります」という回答を得ました。

つまり、次のような原因でプランナーが決まらず、紹介にまで結びつかないことがあるようです。

プランナーに条件を出した場合　
→　特定の保険に高い専門知識がある、男女どちらかが良いなどの条件を出すと、紹介可能なプランナーが限られることがある

居住エリアが都会の場合　
→　東京、大阪などの都市部は混み合っていることがある

居住エリアが田舎の場合　
→　近隣にプランナー不足していることがある

病歴または治療中の病気がある
→　特定の病歴や治療中の病気を抱えている場合、加入できる保険が限られ、紹介できる保険商品がないことがある

就労していない状況である
→　保険によって年収や就労状況に制限があり、紹介できる保険商品がないことがある

保険コネクトに電話調査したところ、申し込みが混みあう時期があるということでした。

• 保険申込者の誕生日前
• 新生活の開始に合わせての2～4月

誕生日を避けることはできませんが、2～4月を避ければ比較的スムーズにプランナーが決まることが多いということです。

申し込みから相談までの流れを少しでもスムーズに進めるためには、申し込み後にかかってくる保険コネクトからの電話に1回で出ることです。

仕事中などでどうしても出られない場合は、折り返し連絡したほうがいいでしょう。スムーズに担当プランナーを紹介してもらえます。

電話に出られないことが続き、折り返しもしない場合は「サービスを利用する意思がない」と判断されてしまう恐れがあり、連絡が途絶えてしまうかもしれないので注意してください。

プランナーが決まり、相談に進むけど、保険に関する知識がなくて「何を相談していいかわからない」という人もいると思います。

保険相談のために確認しておくべきことや準備しておくべき基本事項をまとめてみました。

保険相談前に確認・準備しておきたい項目

（1）保険の見直し・加入など、目的を確認
（2）現在の収入、ローンの状況を把握しておく
（3）毎月の保険料の予算を決めておく
（4）現在加入している保険があれば、保険証券を準備しておく

新規での保険加入を希望する場合は、誰の（夫、妻、子どもなど）、何の保障を重視したいのか、また、見直しであれば、どんな事情で何をどう見直したいのか、はっきりと伝えるとスムーズです。現状の把握だけでなく、今後のライフプランを具体的にイメージしておくこともおすすめします。

必要な保障額などは、担当プランナーがシミュレーションしてくれます。家計の収支、特にローンなどに関する支出が曖昧だと正確なシミュレーションができないので、詳しい情報を準備しておきましょう。最適な保険プランの提案へと繋がります。