タウンライフ家づくりで良い提案をもらうコツは?
質問項目に明確に答える。特に自由記述欄で自分の希望をなるべく詳細に丁寧に伝えると、現実的で良い提案をもらえる可能性がUP。
注文住宅を検討する際、より良い提案をもらうためには「どれだけ自身の希望を上手に伝えるか」が非常に重要です。
タウンライフ家づくりでは、質問に答える流れの中で希望がまとまっていく仕組みになっており、その入力内容の質がそのまま提案の質に直結します。
本記事では、タウンライフにヒアリングした内容と編集部の体験をもとに、どのように入力すると具体的で有益な提案をもらえるのかを紹介します。
記事内には各ステップの入力画面キャプチャもありますので、タウンライフ家づくりのページを開きながら、見本として活用してみてください。
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まずは、「平屋・2階建て・3階建て」のいずれかを選択します。
これは基本項目ですが、イメージが曖昧なままだと、的確な提案は受けにくくなります。
たとえば私の場合、平屋に憧れはあるものの、地域の坪単価や建ぺい率の制限から、2階建てを選択しました。選択肢を絞るには、自分の住むエリアの制約を考慮するのがポイントです。
■補足データ:階層別シェアの比較( 2024年)
階層 | 2024年 |
---|---|
平屋 | 17.0% |
2階建て | 73.3% |
3階建て | 9.7% |
国交省より
国交省の統計によると、2024年の7割以上は2階建てです。これは個人の好みももちろんありますが、土地の建ぺい率などの関係で3階建てを建てられる土地はあまりなく、また土地価格が高騰する今、平屋では充分なスペースをとりづらいといった事情もあります。特にこだわりがなければ2階建てが無難といえます。

自分たちの暮らしを想像してみましょう。
我が家は娘2人がいるため子ども部屋が必要ですが、リビングで過ごす時間が長いため子ども部屋は1部屋を2人で共有に。あとは、寝室・書斎(リモートワークスペース)・収納スペースを含めて「4LDK」に設定しました。
ちょっとネタバレですが、最後に備考として自由入力欄が出てきます。そこで将来のライフステージを考慮して、「子ども部屋は間仕切り可能にしたい」などの工夫を伝えておくと◎。できるだけ具体的に記述することで、あなたが本気で家を建てたいと考えていることが伝わり、良い提案が出やすくなります。

例えば「夫婦+子ども2人」の場合、大人は「2人」と入力しますが、「将来的に親との同居予定」などがある場合は、それも含めて柔軟に考えましょう。
ちなみに、選択肢に大人6人以上があることに少し戸惑いましたが、よく考えると三世帯住宅も選択肢として用意されていることに気づきました。これは将来イメージの幅が広がって有難いです。

「子どもの年齢」などの項目は、進学や独立のタイミングを見直す良い機会にもなります。
17歳の娘がもうすぐ18歳…と思うだけで、住まいに求める優先順位も変わってきました。

最も悩ましいのがこの項目。とはいえ、ここを曖昧にせず、予算の上限を明確に伝えることが大切です。
例えば私は「3,000〜3,500万円」と入力。自分の中ではこれが上限いっぱいですので、この余裕のある予算に応じた最高の提案が届くことを期待しましたが、ちょっと気になったので一般的な予算はどうなのかも調べてみました。
国交省「住宅市場動向調査(2023年度)」によると、2023年度の全国平均値で見ると、私の予算では平均に満たないことがわかります。
年度 | 全国平均 | 三大都市圏平均 |
---|---|---|
2023年 | 4,319万円 | 4,943万円 |
2022年 | 3,935万円 | 4,504万円 |
2021年 | 3,459万円 | 3,843万円 |
2020年 | 3,168万円 | 3,383万円 |
2019年 | 3,255万円 | 3,327万円 |
自己評価としては上顧客ではないかと思っていたのですが、自身を客観視することでハウスメーカーさんが小予算の中でやり繰りしてくださっているのだということがよく理解できます。 予算が平均に届かない場合は、それを前提に相談を。親身に対応してくれる企業を見極める機会にもなります。
また、表を見てもわかるように、この5年で全国で1,064万円、都市圏では1,616万円も上昇しています。預貯金が貯まるペースよりも建物費用の上昇のほうが勝りかねません。計画があるのであれば、早めに建てたほうが良いと言えます。

例えば私の予定しているエリアは坪単価100万円です。周囲の住宅を見ると、おおよそ30~40坪が多いように見えます。できれば広くとりたいので、ここでは40坪とします。


ここは大抵すでに決まっていると思いますのでそのまま入力。ちなみに、まだ土地が確定しきっていないなら「土地を探している」としておくのも一案です。ハウスメーカーは建築条件付き土地として、良い土地を安く仕入れていることがあります。実際に私のエリアでも相場より1~2割安く土地を売っている例がありました。ハウスメーカーの中には土地売買で利益を出そうと考えていない会社も少なくありません。
ぜひ試してみてください。

先ほどの試算で坪単価100万円×40坪と考えると4,000万円になります。
ただし、前述のように土地は少し安く手に入る可能性がありますので少し低めで3,000~4,000万円にしてみます。
■補足データ:土地価格の推移(国交省)
年度 | 全国平均 | 三大都市圏平均 |
---|---|---|
2023年 | 1,929万円 | 2,813万円 |
2019年 | 1,353万円 | 1,861万円 |
土地価格も大きく上昇していることがわかります。特に都市部では5年間で1,000万円以上アップしているため、この傾向を考えるとできる限り早めに計画をスタートすることをおすすめします。

複数の会社から一度に提案がもらえるのはとても有難いです。
比較検討には手間がかかりますが、数百万円単位の違いが出ることもあるため、必ず複数社から見積もりをもらいましょう。


前述の通り、ここが最重要ポイントです。
この項目にどれだけ具体的に希望を記入するかで、提案の質が大きく変わります。
家族構成・間取りの希望・収納の数・将来のプランなどを、なるべく詳細に書きましょう。
私の場合は以下のように入力しました。


ここまでの入力で所要時間は約25分。
少し長いと感じるかもしれませんが、入力を通じて自分の理想の住まいがどんどん明確になっていきましたし、楽しいのであっという間の印象です。
「タウンライフ家づくり」は、単なる資料請求ではなく、自分の理想の住まいを整理するプロセスそのもの。
項目一つひとつを丁寧に入力することで、各社から具体的で現実的な提案を受けることができます。
まずは気負わず、ステップを見ながら入力してみてください。
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