「肝心の仕上がりがまったく良くない」という口コミが多いですが、本当ですか?
口コミでは「仕上がりが悪い」という声があがっています。仕上がりの不満はさまざまですが、どのクリーニング店を利用しても「たまたま運悪く」を完全に避けることは難しいです。リネットには「再仕上げ無料」「全額返金」の制度もあるため、それらの制度を活用してリスクを下げましょう。
みん評に届いた複数の口コミを分析すると「仕上がりの不満」とひとことに言っても、いろいろな原因から生まれていることがわかります。
肝心の仕上がりもまったくよくなく、これクリーニングしているの?という感じ 引用:https://minhyo.jp/lenet
出した服の、4着中3着に違和感が。コートは白い毛のようなものが、ニットは毛玉が全く取れてないし、ダウンは部品が破損。 引用:https://minhyo.jp/lenet
仕上がってかえってきたダンボールを開けたらビックリ!ウールのセーターがハンガーにかかって帰ってきたので、もしやと思ってセーターを確認したところ、Vの字の首元や肩などのびのびになっていて、セーターの編み目が透けていました。 引用:https://minhyo.jp/lenet
大切にしていたコートを出したのですが、戻ってきて触ってみたら、なめらかだった肌触りが全くなくなって、ガサガサに!黄ばみもとれてないし、とれるどころか、まだらになって汚いです。 引用:https://minhyo.jp/lenet
カフスボタンを紛失され、ボタンは破損5回あります。 引用:https://minhyo.jp/lenet
不満の原因は「ヨゴレが落ちていない」「シミが落ちていない」というクリーニングの基本にはじまり、「変色・退色」「外観、形態の変化」「風合いの変化」「破損」「紛失」など、さまざまです。
さらには「新たなヨゴレが付いて戻ってきた」という声まであり、「本当にこのクリーニング大丈夫?」と不安になってしまいます。
まずは、こうしたクリーニングの仕上がりへの不満が、リネットに限って見られるものなのかどうか調べてみました。
クリーニング業界団体、および、国民生活センターの公式ページを調べてみたところ、不満の原因となっているトラブルは、クリーニング業界全体にあるものだとわかりました。
国民生活センターでは、「クリーニングは消費者の目の前で行われないサービスであり、トラブルが起きても原因の特定が難しく、解決が困難なケースも多くあります」と、消費者に注意喚起しています。
ドライクリーニングならどんな汚れもきれいに落ちるかというと、そうではありません。本来は水洗いで落ちる汚れがドライクリーニングでは落ちず、仕上がりの不満に繋がっている可能性も考えられます。
また、ドライクリーニングは、水ではなく有機溶剤を使った洗濯方法です。非常に稀なケースではありますが、ドライクリーニング後しばらく経ってから、無色透明だったシミと酸素が化学反応を起こし、目に見えるシミとして浮き出てくることが実際にあります。こうした現象も、仕上がりの不満へと繋がっていることが考えられます。
リネットの仕上がりに関する口コミで、どんな種類の衣類のクリーニングで不満を感じることが多いのか調べてみました。
衣類種別 仕上がりに不満な口コミ件数順位
1位 コート
2位 ダウンジャケット
3位 セーター、ニット、カーディガン
(みん評内「リネット」への口コミ対象 編集部調査による)
結果、ドライクリーニングの需要が多い冬物衣類が上位を占めていました。
コートの中で多く見られた不満点は、生地の変質です。毛羽立ち、ごわつき、起毛が寝てしまった、などです。起毛素材、ふわふわと柔らかな質感の生地の場合、リネットに限らずクリーニングに出す際には特に注意が必要です。
セーター、ニット、カーディガンに特徴的な不満は、「ハンガーにかかっていたので伸びてしまって着られなくなった!」というものです。
リネットでは利用者側が申し出なければハンガーにかけて納品されますが、畳んで納品してもらうことが可能です。
申込画面の「その他ご要望欄」に「タタミ仕上げ希望」と記入すれば、「ハンガーにかけられて伸びた!」というトラブルは回避できるはずです。
リネットでは、満足いく仕上がりではなかった場合、再仕上げは無料です。条件は以下の通りです。
- 洋服のお届け日から30日以内の申請に限る
- 保証書代わりとなるので、洋服にクリーニングタグがついたままの申請に限る
無料で対応してもらえることは大きなメリットです。ただし、
今回出した衣料がほぼシミが落ちていない状態。再仕上げサービスに申し込むも、オペレーターが「そのお洋服はもう充分対応したものなので、受け付けられない」と言ってきました。 引用:https://minhyo.jp/lenet
出したらついてなかったシミがついて戻ってきました。汚れが浮き上がってくる事がありますと言われたがそんな感じの汚れではなく、再仕上げしても全部は取れず、もうこれ以上は取れませんの一点張り。 引用:https://minhyo.jp/lenet
など、それ以上シミ抜きを行うと衣服を傷める恐れがあると判断された場合、受け付けてもらえないこともあります。
また、再仕上げを依頼しても、
コートの毛玉取りがされていませんでした。再仕上げを以来しましたが、一定時間しか行わないので、時間内に取りきれない場合はそのままなのだと言われ返却されました。ニットは折りたたみのシワが目立ち、こちらは再仕上げで解消されました。 引用:https://minhyo.jp/lenet
と、不満点が解消されることもあれば、変わらないことがあるとわかります。
心配な場合は、再仕上げのリスクについて事前にリネットに電話で詳しく相談みるのが良さそうです。
リネットでは仕上がりに満足ができない場合、全額返金してもらえます。条件は次の通りです。
- 再仕上げをした品物の仕上がりに満足できなかった場合
- 再仕上げした品物の到着翌日から14日以内に申し出ること
- クリーニングタグが付いていること
口コミでは、
ほとんど着ておらずパリッとしたコートを出したら、洗濯ジワがたくさんついてヨレヨレで戻ってきました。(中略)全額返金してもらいました。 引用:https://minhyo.jp/lenet
一度しか着ていないお気に入りのセーターがのびのびになってかえってきました‥。こんな仕上がりははじめてです。(中略)お客様相談センターに電話して保証や弁償を申し立てたところ、写真を送ってくださいと言われ送ったところ、謝罪もなくかかったクリーニング代だけは返金できるのでネットで返金処理を行ってといわれました。 引用:https://minhyo.jp/lenet
トレンチコートにカビが付いて帰ってきた。連絡すると、もう一度洗濯するとのことで再度送りました。しかし戻ってきたコートのポケットの入り口辺りにまたカビを発見。再び連絡すると写メを送れと言われました。そして、カビが付いていることは認めたのですが、これ以上は出来ないと約1か月後に返金されました。 引用:https://minhyo.jp/lenet
きれいになった衣服を受け取れるのが一番なので不満は残っているようですが、もしもの時に返金対応があるのは心強いです。
リネットを利用して、もし納得のいかない仕上がりになった場合は、こうした再仕上げや返金を保証する「リネット安心保証」が利用できることをぜひ知っておいてください。
Pick Up
口コミを見ると、詳しい月日はわかりませんが、冬物衣料が出されているケースが多いとわかります。
一般的に、冬物衣料が出される春先がクリーニング業界の繁忙期だと言われますが、できるだけ混みあう時期を避ければ、より安心かも知れません。
リネットの場合の忙しい時期を電話で調査したところ、
「繁忙期は3~6月」
「月や1週間の中で特に混む期間・曜日はないが、配達希望を土・日・祝日に指定する会員が多い」
ということがわかりました。クリーニングの品質が不安な場合、春先の衣替えの時期やを避けてみると良いかもしれません。
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