「料金が安い!」「楽天ポイントが貯まってお得!」っていうけど、本当にお得なの?
東京・大阪・名古屋など大都市圏で使用するなら、たしかに安い!ただし、対応機種が限られているため、乗り換える場合、新しいスマホに買い替えないといけない可能性も。
楽天モバイルの料金プランは1種類のみと非常にシンプルです。
プラン名 | Rakuten UN-LIMIT |
---|---|
月額料金 | 2980円 |
データ 容量 |
楽天回線エリア内無制限 ※エリア外は5GBまで |
通話 | 国内通話かけ放題 ※Rakuten Linkアプリ使用時のみ |
※価格は税抜
楽天モバイルは、月額料金2980円でデータ容量無制限&国内通話かけ放題。一方、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の大容量プラン+かけ放題の月額料金は8000円程度。一見、大変お得に感じますが、「エリア外は5GBまで」や「Rakuten Linkアプリ使用時のみ」といった注釈が気になります。
データ容量が無制限となる「楽天回線エリア」は、現在のところ、東京・名古屋・京都・大阪・神戸といった大都市のみです。
また、楽天回線エリア内であっても、地下や建物内はまだ楽天回線が弱く、パートナー基地局に接続される場面もあるとのこと。この場合も、5GBまでしか使用できません。
パートナー基地局への接続が5GBを超えると、最大スピードは1Mbpsとなります。サイト閲覧やメッセージのやりとりは問題なくできるけど、高画質の動画を視聴するにはややストレスを感じる速さです。
とはいえ、5GBで月額2980円というのは、3大キャリアの小容量プランと比較しても、他の格安SIMと比較しても安い方ではあります。
*楽天回線圏外での使用上限と超過した場合のスピード変更に伴い、調査結果を改訂(20/04/13)
国内通話がかけ放題となるのは、Rakuten Linkアプリ使用時のみです。アプリ未使用時は30秒20円と平均的な金額となっています。
アプリを使用しても「一部対象外番号あり」となっていますが、これは、他社の通話無料プランでもよくある表記で、一般的にナビダイヤルと呼ばれる0570から始まる番号や衛星電話、船舶電話などが含まれます。
つまり、家族や友達の携帯電話にかけるような場合は、もれなく「かけ放題」の対象となるので、常にアプリから電話をするという習慣をつければ、毎月の通話料はほぼ0円となります。
MVNO時代は、どんな機種でも幅広く使用できましたが、楽天回線では特定の機種でしか使用できません。今のところiPhoneは一部の最新機種しか対応していないので、iPhoneX以前の機種を使用しているユーザーは、対応している機種を用意した上で申し込む必要があります。
また、Androidであっても対応機種は限られているため、現状、乗り換えにあたっては、新しいスマホを購入しなければならなくなる可能性もあるということです。
初期費用としてスマホ代も予定しておきましょう。10万円近くするハイエンドモデルから、2万円代で購入できるローエンドモデルまで価格はさまざまです。
楽天モバイルを使用すると、月々の支払い100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。また、楽天カードを利用したり、楽天市場アプリから買い物したりすることで、ポイントがアップする仕組みになっており、最大4.5倍となります。
ショッピング、電子書籍、旅行、保険、電気サービスなど幅広いサービスを手掛けているので、それらをまるっと楽天にすれば、どんどんポイントが貯まり、さらにお得に使えます。
せっかく楽天モバイルを使用するなら、他のサービスも合わせて楽天にできないか検討してみてください。
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